マイネット<3928>は、本日(12月9日)、子会社DigonがAIローコードツール「ワンダーロボ」を提供するワンダフルフライと企業のシステム開発の内製化支援を加速させるため、業務提携を行うことを発表した。
デジタルトランスフォーメーション(DX)が進む現在、多くの企業が内製化によるシステム開発を求められている。しかし、DXを支える人材の確保やプログラミングスキルの習得には時間とコストがかかるため、即戦力となる開発リソースを持つことが難しいのが現状だ。
本提携により、両社は企業が自社内でのシステム開発を効率的かつ迅速に行える環境を提供し、DX推進を支援する。「ワンダーロボ」は、専門的なプログラミング知識が不要で、Excelに日本語で設計書を記述するだけで「フルシステム」を自動でコード生成・構築できる、革新的なローコードAIプラットフォーム。「ワンダーロボ」を通じて、プログラミングスキルを持たない担当者でも簡単にフルシステムを自動的に構築できるため、従来の開発プロセスに比べて短期間で成果を出すことが可能になる。システム開発業務において圧倒的なコスト削減を実現し、従来の開発プロセスを大きく変える革命的な生産性と効率性を提供する。
「ワンダーロボ」をDigon株式会社の内製化支援サービスに組み込むことで、以下のような利点がある。
・驚異的な開発生産性向上
約5分で100,000行を超えるコード(LOC)を自動生成可能(※1)。従来の開発プロセスを大幅に短縮し、迅速な対応が可能。
(※1) サーバー1台(2CPU)を利用した場合の試算となる。
・徹底的なコスト優位性を実現
外部委託にかかるコストを削減し、自社リソースを効率的に活用することで、システム開発業務に係る人件費(工数)は最大約8割改善可能(※2)。
(※2) 中型システム開発案件の場合の試算となり、会社によって異なる場合がある。
・大規模開発プロジェクトに最適な完全自動化システムを構築
複雑な要件にも対応が可能な自動化システムを生成し、効率的な実装をサポート。
・金融業界の厳格なセキュリティ要件に対応
大手金融機関の高いセキュリティ基準や制御要件に応えられる信頼性を持ち、あらゆる規模のプロジェクトに安心して導入できる。
・高度なカスタマイズ性とスケーラビリティ
企業の成長やニーズに応じて、クラウド型SaaSとオンプレミスの両方に対応できるほか、高度なカスタマイズ要件にも応える柔軟なシステム構築が可能。
これにより、DX推進が加速し、企業の競争力向上が期待される。
■今後の展望と両社のビジョン
本提携により、両社は共に日本企業のDX推進をサポートし、内製化によるシステム開発を促進する。Digonは、「ワンダーロボ」を活用した内製化支援を通じて、企業が自らのリソースを活用して迅速かつ効率的にアプリケーション開発を進められる環境を提供する。ワンダフルフライは、今後もローコードツール「ワンダーロボ」の進化を通じ、企業が自社内で柔軟にシステムを構築できるよう支援していく。
今後、ワンダーロボを活用した内製化支援を通じて、企業が自社の課題に柔軟に対応できる体制を構築し、さらなる成長を目指していく。
▼Digon株式会社 代表取締役 岩城 農氏コメント
内製化は、企業が独自の競争力を高め、迅速な市場対応を可能にするために欠かせない手段です。今回の提携により、「ワンダーロボ」と連携することで、当社の内製化支援サービスがさらにスムースに進められるようになり、企業の皆様が自社リソースを最大限に活用し、短期間で効率的なシステム開発が可能となることを期待しています。
▼ワンダフルフライ株式会社 代表取締役 平田 雅子氏コメント
「ワンダーロボ」は、企業の内製化プロセスを加速させるための強力なツールです。今回の提携により、Digon株式会社の内製化支援サービスと「ワンダーロボ」が組み合わさることで、企業の内製化はさらに迅速かつ容易に行えるようになります。今後も、より多くの企業様に「ワンダーロボ」の利便性と実用性を提供し、内製化支援の効果を高めてまいります。
会社情報
- 会社名
- 株式会社マイネット
- 設立
- 2006年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 岩城 農
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3928