C&R社、25年2月期の営業利益を48億円から38億円に下方修正…大手ゲームパブリッシャーの案件縮小や人材紹介の成約長期化、先行投資負担も
クリーク・アンド・リバー社<4763>は、1月9日、2025年2月期連結業績予想の下方修正を行い、売上高505億円(前回予想550億円)、営業利益38億5000万円(同48億円)、経常利益39億円(同48億円)、最終利益25億円(同31億円)、EPS116.7円(同140.93円)とした。
・売上高:505億円(前回予想550億円)
・営業利益:38億5000万円(同48億円)
・経常利益:39億円(同48億円)
・最終利益:25億円(同31億円)
・EPS:116.73円(同140.93円)
従来予想からの修正率は、売上高8.2%減、営業利益19.8%減、経常利益18.8%減、最終利益19.4%減となっている。
・売上高:8.2%減
・営業利益:19.8%減
・経常利益:18.8%減
・最終利益:19.4%減
また前期の実績との比較では、売上高1.4%増、営業利益6.1%減、経常利益5.7%減、最終利益5.9%減となっている。
・売上高:1.4%増
・営業利益:6.1%減
・経常利益:5.7%減
・最終利益:5.9%減
同社では、一部の大手ゲームパブリッシャーの案件縮小や人材紹介サービスの成約長期化、医療分野において前期実施した構造改革の遅れ等の影響が生じため、としている。
一方で、グループとして過去最多の新卒採用や、成長著しいAI/DX領域への先行投資及び、オリジナルコンテンツに関する開発投資等、将来の成長に繋がる投資を積極的に行ってきた。
第2四半期から損益は改善傾向にあり、来期以降を含めた案件獲得は着実に進展しているが、当期業績への貢献は限定的であるため、今回修正を行うことにしたという。
同時に2025年2月期 第3四半期累計の連結決算を発表し、売上高381億0200万円(前年同期比0.7%増)、営業利益29億8600万円(同14.2%減)、経常利益30億5900万円(同13.2%減)、最終利益20億3100万円(同10.8%減)と増収減益だった。
・売上高:381億0200万円(同0.7%増)
・営業利益:29億8600万円(同14.2%減)
・経常利益:30億5900万円(同13.2%減)
・最終利益:20億3100万円(同10.8%減)
会社情報
- 会社名
- 株式会社クリーク・アンド・リバー社
- 設立
- 1990年3月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 井川 幸広/代表取締役社長COO 黒崎 淳
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高497億9900万円、営業利益41億300万円、経常利益41億3700万円、最終利益26億5800万円(2024年2月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4763