バンダイナムコHD、ピープルとの資本業務提携契約を解消 保有株式はToSTNeT-3でピープルに、ToSTNeT-1でピープルの桐淵代表に売却へ
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バンダイナムコホールディングス<7832>は、3月18日、玩具・遊具などの企画開発および委託生産による販売を手掛けるピープル<7865>との資本業務提携契約を解消することを発表した。
両社間での協議の結果、株式保有の目的が薄れつつあることから、現在の良好な関係と国内製造受託や物流業務全般の取引は継続しつつも、共同事業の模索を目的とした包括的な提携については終了することを決定した。
資本提携の解消については、バンダイナムコHDが保有するピープル株式の一部をピープルとその取締役兼代表執行役である桐淵真人氏に3月19日付で売却する予定だ。これにより、ピープルはバンダイナムコHDの持分法適用会社ではなくなる見通し。
ピープルは、ToSTNeT-3(自己株式立会外買付取引)で本日(3月18日)の終値(最終特別気配も含む)554円で57万株を3月19日取得することを発表しており、桐淵真人氏はToSTNeT-1(立会外市場取引)により同日付でバンダイナムコHDより19万株を取得する予定だ。
なお、この提携契約解消によるバンダイナムコHDの2025年3月期連結業績への影響は軽微な見通し。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832