ガイアHD、株式交換を通じてジー・モードを完全子会社化

ガイアホールディングス（旧アプリックス）<3727>は、本日（10月6日）、ジー・モード<2333>を12月20日付で株式交換を通じて完全子会社化する、と発表した。交換比率は、ジー・モード株式1株に対して、ガイアHD株式0.495株式を割り当てる。ガイアHDは、12月20日に1対100株の株式分割を行うため、1株に対して49.5株が割り当てられる予定。 今回の完全子会社化により、ジー・モードは、ガイアHDの子会社となり、ガイアHDの持つiアプリ自動変換ツールやソフトウェア基盤技術「JBlend」を活用してきたが、今後、ガイアHDが持つ海外の販売チャネルや、ガイアHDグループのアニメインターナショナルカンパニーが持つアニメ資産や制作能力をこれまで以上に活用し、グローバルレベルでのコンテンツ供給能力をより高めることが可能になるという。 一方、ガイアHDにとっては、ジー・モードの競争力と経営基盤の強化に加え、グループの一体的な経営戦略の推進力が強化できるとしている。特に海外市場で、グループ各社が持つ海外での販売チャネルや、世界的に評価の高い日本のゲームやアニメなどのコンテンツ・サービス、ソフトウェア基盤技術などグループの強みやリソースを最適に組み合わせて海外事業を強力に推進できるとのこと。 今後、海外の証券取引所への上場なども視野に入れ、グローバルブランドの確立や、グローバルマーケティング力の向上を図り、新たな付加価値を創出を目指していく。ジー・モード株式は12月15日で上場廃止となる予定。