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エイベックス<7860>は、5月8日、2025年3月期の連結決算を発表、一部取引先に対して貸倒引当金繰入額を計上したことや、アジア・中東地域における現地事業の収益悪化、加えて前期に収益計上した映像配信事業における受託終了の影響により、大幅な営業赤字を計上した。
なお、最終利益が黒字となっているのは、子会社の株式譲渡および第三者割当増資の実施に伴う特別利益を計上した影響によるものとなる。
売上高1316億9100万円(前々期比1.3%減)
営業損益18億1900万円の赤字(前々期12億6500万円の黒字)
経常損益17億300万円の赤字(同11億3700万円の黒字)
最終利益11億3800万円(前々期比15.4%増)主なセグメントごとの状況は以下のとおり。
①音楽事業
音楽パッケージ作品の販売数減少などにより、売上高1145億7400万円(前々期比1.2%減)、営業損益11億8000万円の赤字(前々期15億9600万円の黒字)となった。②アニメ・映像事業
映画作品の興行が好調に推移したことなどにより、売上高184億9200万円(同14.7%増)、営業利益2億9900万円(前々期1700万円の赤字)となった。③海外事業
海外での大型イベントの減少などにより、売上高34億4700万円(同39.4%減)、営業損益9億4200万円の赤字(前々期2億9300万円の赤字)となった。 -
■2026年3月期予想は営業利益と最終利益の予想のみ開示
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2026年3月期通期の連結業績予想は、営業利益と最終利益の予想のみを開示しており、以下のとおり。
営業利益30億円(前期18億1900万円の赤字)
最終利益12億円(前期比5.4%増)
会社情報
- 会社名
- エイベックス株式会社
- 設立
- 1988年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 松浦 勝人/代表取締役社長CEO 黒岩 克巳/代表取締役CFO 林 真司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1316億9100万円、営業損益18億1900万円の赤字、経常損益17億300万円の赤字、最終利益11億3800万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7860
