ユークス、1Q(2~4月)決算は売上高10%増、営業益9%増に 10月発売予定の『ダブルドラゴン リヴァイヴ』の開発に引き続き参画中

  • ユークス<4334>は、6月10日、2026年1月期の第1四半期(2~4月)の連結決算を発表、事業開発本部を中心に営業活動を積極的に展開した結果、受注状況は回復基調となり、増収・営業増益を達成した。

    なお、経常利益が減益となっているのは、為替差損を営業外費用として計上したため。

    売上高9億2100万円(前年同期比10.5%増)
    営業利益3900万円(同9.7%増)
    経常利益4100万円(同33.4%減)
    最終利益3000万円(同26.0%減)

    受託開発事業では、ゲーム分野において、3月28日に開催されたゲーム開発者向け大型勉強会「GAME CREATORS CONFERENCE’25」にて、同社の開発スタッフが「四角い地球に再びシカク現る!? デジボク地球防衛軍2 EARTH DEFENSE FORCE: WORLD BROTHERS」をテーマに講演を行った。また、アークシステムワークスが10月23日に発売予定の『ダブルドラゴン リヴァイヴ』の開発にも引き続き参画している。

    XR分野においては、同社が独自に開発したリアルタイム演出技術「ALiS ZERO」を活用し、リアルタイムライブの制作および配信に参加ならびにモーションキャプチャー収録、CGモデルおよびアニメーションの制作を担当した。さらに、バンダイナムコエクスペリエンスが展開するオリジナルIPプロジェクト「ポラポリポスポ」では「ZERO Edit Motion Capture」を用いて複数の公式映像コンテンツを制作した。

    遊技機分野は、昨年度からのトラブルにより開発遅延が発生したプロジェクトもあったが、すでに解消しており、現在は複数タイトルの映像開発プロジェクトが順調に進行した。その他分野についても、モバイルコンテンツのプロジェクト開発が進んだ。

    パブリッシング事業においては、将来のパブリッシングタイトル創出を目指し、製作委員会を通じた戦略的な投資を1件実行した。これにより、同社独自のコンテンツ創出に向けた基盤強化を図っている。

  • ■通期業績予想は変更なし

  • 2026年1月期通期の連結業績予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。

    売上高38億円(前期比16.7%増)
    営業利益3億5000万円(同298.4%増)
    経常利益3億3800万円(同106.2%増)
    最終利益3億3200万円(同67.3%増)

株式会社ユークス
https://www.yukes.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ユークス
設立
1993年2月
代表者
代表取締役社長 谷口 行規
決算期
1月
直近業績
売上高32億5500万円、営業利益8700万円、経常利益1億6300万円、最終利益1億9800万円(2025年1月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4334
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