【ゲームエンタメ株概況(6/25)】国内証券が目標株価引き上げのメガチップスが続伸 東証プライムへの市場区分変更申請を一時取り下げのカバーは反落

6月25日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比151.51円高の3万8942.07円で取引を終えた。前日の米国市場のハイテク株高を受けて、国内市場も値がさの半導体関連株への買いが先行した。

そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は47銘柄(49%)、下落は44銘柄(46%)、変わらずは5銘柄(5%)で、上昇した銘柄のほうがやや多かった。

中で、任天堂<7974>やサイバーエージェント<4751>などが買われ、周辺株ではイオレ<2334>が大幅続伸し、年初来高値を更新した。

東海東京証券が投資判断「アウトパフォーム」を継続し、目標株価を7500円から7800円に引き上げたメガチップス<6875>は続伸し、5000円台を回復した。

メディア・コンテンツ業務からの撤退を発表したポールHD<3657>は、継続的な資金の投下がなくなり、キャッシュ・フローを含めた連結業績の改善が進むことを期待した買いが入った。

半面、東京証券取引所プライム市場への市場区分変更申請を一時取り下げると発表したカバー<5253>が反落した。

CRI・ミドルウェア<3698>やオルトプラス<3672>、マイネット<3928>なども安い。

金融庁が暗号資産(仮想通貨)の規制を現行の資金決済法から金融商品取引法へ移行する案の審議を開始したと伝えられたことで、直近に暗号資産関連として物色を集めたgumi<3903>などが売られた。

株式会社メガチップス
https://www.megachips.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社メガチップス
設立
1990年4月
代表者
代表取締役社長 肥川 哲士
決算期
3月
直近業績
売上高752億5600万円、営業利益70億3000万円、経常利益78億5700万円、最終利益275億4400万円(2022年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6875
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