ゲオHD、第1四半期決算はリユースラグジュアリー苦戦し営業減益…「Switch2」好調で新品商材は24%増と拡大

今年10月にセカンドリテイリングに社名変更するゲオホールディングス<2681>は、8月6日、2026年3月期 第1四半期の連結決算を発表し、売上高1044億6000万円(前年同期比4.3%増)、営業利益39億9300万円(同8.5%減)、経常利益42億4900万円(同22.5%減)、最終利益24億3800万円(同31.3%減)だった。

・売上高:1044億6000万円(同4.3%増)
・営業利益:39億9300万円(同8.5%減)
・経常利益:42億4900万円(同22.5%減)
・最終利益:24億3800万円(同31.3%減)

同社では、リユース商材は堅調だったものの、リユースラグジュアリー商材を扱うOKURA TOKYOについては、前期好調だったインバウンド需要の落ち着きとトランプ政権による関税政策の不透明感により、非常に厳しい状況になった、としている。

次世代家庭用ゲーム機「Nintendo Switch 2」の発売を控えてゲームなどのゲーム系リユース商材は苦戦したものの、スマートフォンやタブレット端末等のリユース通信機器商材は好調だったという。

このほか、新品商材では、次世代家庭用ゲーム機「Nintendo Switch 2」の発売に伴い、周辺機器を含むゲーム関連の売上が好調に推移し、売上高は同24.4%増の264億4600万円と大きく伸びた。

 

■2026年3月期の見通し

2026年3月期の業績は、売上高4700億円(前期比9.9%増)、営業利益115億円(同2.2%増)、経常利益110億円(同10.0%減)、最終利益55億円(同21.2%増)、EPS138.46円を見込む。株価収益率は12.3倍となる。

・売上高:4700億円(同9.9%増)
・営業利益:115億円(同2.2%増)
・経常利益:110億円(同10.0%減)
・最終利益:55億円(同21.2%増)
・EPS:138.46円

【通期計画に対する進捗率】
・売上高:22.2%
・営業利益:34.7%
・経常利益:38.6%
・最終利益:44.3%

株式会社ゲオ

会社情報

会社名
株式会社ゲオ
企業データを見る