GENDA<9166>およびそのグループ会社は、この日(8月27日)、フォトスタジオ事業を展開するキャラットの全株式を取得し、完全子会社化することを決議した。キャラットの発行済み株式63万9700株のうち、キャラット株式取得により14万2090株、キャラットの株式を保有するファイブスターの株式取得により30万5700株、株式交換により19万1910株を取得する。
キャラットは全国に108店舗のフォトスタジオを展開し、現代的でおしゃれな写真や、日常使いできるセルフ写真館、出張撮影サービス、衣装レンタル、スタジオの空間デザインなど多様なサービスを提供している。キャラットの顧客層と既存事業(GiGO、カラオケ BanBanなど)の顧客層が高い親和性を持つことから、相互送客効果を期待しているという。
また、GENDA IDの顧客情報とキャラットの顧客データを連携させることで、顧客のLTV(顧客生涯価値)最大化を目指す。さらに、GENDAグループが持つIPとのコラボレーションにより、新たな顧客体験を創出する計画。
今回の取引は、キャラットの株式の一部を株式譲渡により取得し、さらにファイブスターの全株式を取得すること、および簡易株式交換を実施することでキャラットを完全子会社化する。会計処理上は「取得」に該当し、のれんの発生が見込まれる。
会社情報
- 会社名
- 株式会社GENDA
- 設立
- 2018年5月
- 代表者
- 代表取締役会長 片岡 尚/代表取締役社長 申 真衣
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高1117億8600万円、営業利益79億6500万円、経常利益73億0500万円、最終利益33億0400万円(2025年1月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 9166