クオンタムソリューションズ、8月中間決算は売上高75%減の1億3700万円、営業損失2億4000万円と大幅減収・赤字幅拡大

クオンタムソリューションズ<2338>は、10月10日、2026年2月期 第2四半期累計の連結決算を発表し、売上高1億3700万円(前年同期比75.6%減)、営業損失2億4000万円(前年同期は1億8000万円の損失計上)、経常損失2億9300万円(同1億3500万円の損失計上)、最終損失3億円(同8600万円の損失計上)だった。

・売上高:1億3700万円(同75.6%減)
・営業損失:2億4000万円(同1億8000万円の損失計上)
・経常損失:2億9300万円(同1億3500万円の損失計上)
・最終損失:3億円(同8600万円の損失計上)

同社は、AIソリューション事業(AIインフラ事業、AIゲーム事業、企業向けAIソリューション事業)に注力し、中長期的な企業価値向上を目指している。ウェルネス事業は黒字維持を図り、その他事業ではビットコインを保有し、今後イーサリアムの購入も予定している。

セグメント別の業績は以下の通り。

 

■AIソリューション事業

AI関連事業全体の売上高は6300万円(同4億8000万円)、セグメント損失は6400万円(同5600万円の損失計上)だった。

【AIインフラ事業】
AIDC(AIデータセンター)事業への転換を進めており、Turbo AI社やGolden Gain社との提携を締結した。売上高は200万円。

【AIゲーム事業】
人気ゲーム「GYEE」の配信権を取得し、現在「GYEE2.0」を開発中。ゲームサービス収益として売上高6100万円を計上した。

【企業向けAIソリューション事業】
まだ収益には結びついていない。

 

■ウェルネス事業

売上高は7300万円(同11.0%減)、セグメント利益は700万円(同400万円の損失計上)となった。アイラッシュケア事業から名称変更し、人材確保やプロモーション強化、販促活動により売上拡大を図っている。

 

■2026年2月通期の見通し

グループを取り巻く事業環境は短期的な変化が激しいことから、グループの業績の見通しについては適正かつ合理的な数値の算出が困難であると判断し、現時点では業績予想を非開示としている。今後の進捗を踏まえ算定が可能になり次第速やかに開示する。

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