バンダイナムコHD、26年3月期通期の業績予想を上方修正 トイホビー事業の収益が伸長 「GQuuuuuuX」や万博出展でガンダムIPが好調
バンダイナムコホールディングス<7832>は、11月6日、2026年3月期通期の連結業績予想の修正を発表、トイホビー事業の収益の伸長などにより、売上高・利益ともに従来予想を上回る見通しとなった。
売上高1兆2000億円→1兆2500億円(増減率4.2%増)
営業利益1450億円→1650億円(同13.8%増)
経常利益1490億円→1720億円(同15.4%増)
最終利益1000億円→1200億円(同20.0%増)
第2四半期累計(4~9月)期間において、IPの世界観や特性を活かし、最適なタイミングで、 最適な商品・サービスとして、 最適な地域に向けて提供することでIP価値の最大化をはかる「IP軸戦略」を各事業の連携により推進した。事業面では、トイホビー事業の収益が伸長したほか、アミューズメント事業が安定的に推移した。デジタル事業と映像音楽事業については、タイトルや作品の前年同期との構成の違いが業績に影響した。
IP展開においては、ガンダムシリーズが最新映像作品「機動戦士 Gundam GQuuuuuuX」、大阪 関西万博における「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」出展などによる話題の盛り上がりと商品・サービスの相乗効果により拡大をはかることができた。この結果、第2四半期累計期間の業績は、8月5日に公表した予想数値を上回る結果となった。
これを受け、2026年3月期通期の連結業績予想数値については、第2四半期累計期間の業績に加え、足元の市場環境や各事業の動向、第3四半期以降の商品・サービスのマーケティング計画などを踏まえ、5月8日に公表した予想数値を情報修正した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 浅古 有寿
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆2415億1300万円、営業利益1802億2900万円、経常利益1864億7000万円、最終利益1293億100万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832