グリーHDのVTuber事業(旧メタバース事業)…1Q(7~9月)はQonQでもYonYでも増収増益に プロダクション事業は2027年6月期に通年での黒字化を目指す

柴田正之 編集部記者
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グリーホールディングス<3632>は、11月6日に2026年6月期の第1四半期(7~9月)の連結決算を発表し、その決算説明資料を公開した。今回はその中から同社のVTuber事業(旧メタバース事業)の状況を取り上げたい。

VTuber事業の第1四半期期間(7~9月)は、売上高21億3000万江円(前四半期比2%増、前年同期比9%増)、営業利益3億6000万円(同238%増、同142%増)となった。

プラットフォーム事業におけるアバターの売上が弱含みとなったものの、ライブ配信は想定通りで堅調な推移となった。なお、営業利益はプロダクション事業(旧VTuber事業)への積極投資を継続しながらも過去最高を更新した。

REALITYが手掛けるプラットフォーム事業は、アバターの売上高が想定比で弱含んだものの、ライブ配信は想定通りの推移となり、前四半期比(QonQ)で増収増益を達成した。

一方、REALITY Studiosのプロダクション事業は、前四半期の大型イベントの反動でQonQで減収となったものの、ライブストリーミング以外によるマネタイズが伸長し、利益率が改善した。

なお、プロダクション事業は2026年6月期の下期に単月黒字化を目指すのに続き、2027年6月期には通年での黒字化を目指すとしている。

メタバース事業の2026年6月期通期の見通しについては、増収増益を見込んでいる。売上高は当初予想より若干弱含みとなって前期比37%増、営業利益は逆に当初予想より強含みとなって同213%増を見込むとしている。

グリーホールディングス株式会社
https://hd.gree.net/

会社情報

会社名
グリーホールディングス株式会社
設立
2004年12月
代表者
代表取締役会長兼社長 田中 良和
決算期
6月
直近業績
売上高571億1100万円、営業利益48億6000万円、経常利益37億6000万円、最終利益11億9400万円(2025年6月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3632
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