ドリコム、第3四半期決算は営業利益9600万円と黒字転換 前期末リリースタイトルの減損で最終損失は17億4100万円と赤字幅拡大

ドリコム<3793>は、1月29日、2026年3月期 第3四半期累計の連結決算を発表し、売上高133億0100万円(前年同期比62.2%増)、営業利益9600万円(前年同期は2600万円の損失計上)、経常利益4000万円(同7800万円の損失計上)、最終損失17億4100万円(同8億2300万円の損失計上)だった。営業利益と経常利益が黒字転換を果たした一方、特別損失の計上により最終損失は拡大した。『Disney STEP』と見られるが、前期末にリリースしたモバイルゲームタイトルに関する減損処理による特別損失15億6300万円を計上した。

・売上高:133億0100万円(同62.2%増)
・営業利益:9600万円(同2600万円の損失計上)
・経常利益:4000万円(同7800万円の損失計上)
・最終損失:17億4100万円(同8億2300万円の損失計上)

ゲーム事業は、売上高が128億1400万円(同66.9%増)、セグメント利益が7億4000万円(同16.2%増)と増収増益となった。これは、10月にリリースした自社配信タイトル『Wizardry Variants Daphne』の好調な推移等が寄与した結果だ。一方で、一部運⽤タイトルは前期を下回る推移となり、前期末リリース作の収益再評価に伴う減損処理を実施した。今後は、運⽤タイトルの収益維持・最⼤化に加え、新規タイトルのパイプラインの検討、PC・コンソール向け新規タイトルの開発による事業ノウハウ獲得、⾃社IPの保有を目指す方針。

コンテンツ事業は、売上高が5億1700万円(同2.4%減)、セグメント損失が6億4300万円(同セグメント損失6億6400万円)であった。売上高は前年度第3四半期にWeb3事業における一時収益があったため減少したが、出版事業では『DREコミックス』の刊行開始と電子版コミックスの好調により売上が増加した。損失額は新規事業領域への投資が継続する中で、コスト最適化等により減少した。今後は、出版事業での販売数増加と損失額の縮小に努めるほか、中期的目標実現に向けた投資を継続するとしている。

 

■2026年3月期の見通し

2026年3月期の業績は、売上高175億円(前期比38.3%増)、営業利益5億円(同346.4%増)、経常利益4億円(同650.4%増)、最終損失13億円(前期は10億3500万円の損失計上)、EPS-45.23円を見込む。

・売上高:175億円(同38.3%増)
・営業利益:5億円(同346.4%増)
・経常利益:4億円(同650.4%増)
・最終損失:13億円(同10億3500万円の損失計上)
・EPS:-45.23円

株式会社ドリコム
http://www.drecom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドリコム
設立
2001年11月
代表者
代表取締役社長 内藤 裕紀
決算期
3月
直近業績
売上高126億5500万円、営業利益1億1200万円、経常利益5300万円、最終損益10億3500万円の赤字(2025年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3793
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