
MIXI<2121>は、1月30日、2026年3月期 第3四半期の連結決算を発表し、売上高1164億2500万円(前四半期比5.5%増)、営業利益131億6800万円(同22.7%減)、経常利益150億9000万円(同9.8%減)、最終利益105億6200万円(同1.4%増)だった。
・売上高:1164億2500万円(同5.5%増)
・営業利益:131億6800万円(同22.7%減)
・経常利益:150億9000万円(同9.8%減)
・最終利益:105億6200万円(同1.4%増)


同社では、スポーツ事業やライフスタイル事業が順調に拡大しているものの、主力のゲーム事業のユーザー数低下と広告宣伝費の増加で減益となったことや、投資事業における一過性要因の反動減が発生した、と説明している。
■「モンスターストライク」はMAU減少で減収、広告費増が利益を圧迫
売上高は576億8500万円(同11.9%減)、セグメント利益は270億4900万円(同5.0%減)となった。『モンスターストライク』が引き続き主力タイトルとなっている。しかし、当期はMAU(マンスリーアクティブユーザー)の減少を受け、前年同期比で売上高が減少した。
一方で、同社独自の決済チャネルである「モンストWebショップ」経由の決済が増加したことで、プラットフォーム手数料が抑制され、コスト効率は改善した。ただし、地上波アニメ放映など一時的な広告宣伝費が発生したことにより、セグメント利益は前年同期を下回った。
■スポーツ事業はPointsBet連結で急拡大、ベッティングと観戦の両輪が成長
売上高は423億7700万円(同49.2%増)、セグメント利益は19億1800万円(同72.2%増)と、急成長を遂げている。9月に、オーストラリアおよびカナダでスポーツベッティング事業を展開するPointsBet Holdings Limitedを連結子会社化し、同年10月以降の業績が取り込まれている。
PointsBetの連結効果に加え、国内ではスポーツベッティングサービス「TIPSTAR」のオンライン車券販売が好調に推移。さらに、チャリ・ロトにおける車券販売高や競輪場運営の包括受託料の伸長も業績を押し上げた。
観戦事業では、千葉ジェッツが好調を維持した。前年に開業した「LaLa arena TOKYO-BAY」の効果により、チケット販売やスポンサー収入が拡大し、こちらも増収増益となった。
■ライフスタイル事業は注力サービスが牽引、利益は大幅増
売上高は126億9300万円(同11.4%増)、セグメント利益は11億5100万円(同132.7%増)と大幅増益となった。「家族アルバム みてね」「minimo」「mixi」「mixi2」などのサービスを展開している。
「家族アルバム みてね」では、年賀状サービスの市場縮小により一部減収となったものの、「みてねプレミアム」「写真プリント」「みてねみまもりGPS」といった注力商材が伸長。全体としては増収となった。
利益面では、増収効果に加え、年賀状サービスにおけるコスト削減が奏功し、セグメント利益は大幅に改善した。
■投資事業は前年の反動で減収減益
売上高は36億3600万円(同28.0%減)、セグメント利益は13億8300万円(同46.5%減)となっている。スタートアップやベンチャーキャピタルへの出資を行っている。当期は、出資ファンドからの分配金収入があったものの、前年同期にはタイミー株式の売却益を計上していたため、その反動により減収減益となった。
■2026年3月期の見通し
2026年3月期の業績は、売上高1680億円(前期比8.5%増)、営業利益200億円(同24.8%減)、経常利益190億円(同28.3%減)、最終利益130億円(同26.1%減)、EPS193.34円を見込む。株価収益率は14.0倍となる。
・売上高:1680億円(同8.5%増)
・営業利益:200億円(同24.8%減)
・経常利益:190億円(同28.3%減)
・最終利益:130億円(同26.1%減)
・EPS:193.34円
【通期計画に対する進捗率】
・売上高:69.3%
・営業利益:65.8%
・経常利益:79.4%
・最終利益:81.2%
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1548億4700万円、営業利益266億円、経常利益265億1100万円、最終利益176億100万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121