
シリコンスタジオ<3907>は、4月13日、2026年11月期 第1四半期の連結決算を発表し、売上高9億0400万円(前年同期比8.5%減)、営業損失1億6400万円(前年同期は2100万円の損失計上)、経常損失1億6400万円(同2300万円の損失計上)、最終損失1億3400万円(同100万円以下の損失計上)だった。
・売上高:9億0400万円(同8.5%減)
・営業損失:1億6400万円(同2100万円の損失計上)
・経常損失:1億6400万円(同2300万円の損失計上)
・最終損失:1億3400万円(同100万円以下の損失計上)
減収・赤字幅拡大となったが、同社では、主要顧客であるエンターテインメント業界からの開発支援の引き合いは足踏みしていることに加えて、3DCG映像制作について受注損失引当金繰入額7900万円を売上原価として計上したため。
受注損失引当金繰入額については、ソフト開発ではよくある話だ。簡単に言うと、工数を消化し、開発が順調に進んでいると思われたものの、実際の開発は当初想定通りに進んでいなかった。そこで納品までに必要な工数を見積もりし直したところ、原価が受注金額を上回り、損失計上する見通しになった、という話である。
セグメント別の状況は以下のとおり。
【開発推進・支援事業】
売上高は同13.6%減の5億2700万円、セグメント損失は6400万円(前年同期は7000万円のセグメント利益)となった。自動車や土木・建築業界向けに、ゲームエンジンを活用した可視化技術への引き合いが増加した。一方で、主要顧客であるエンターテインメント業界からの引き合いが停滞し、受託開発における大型案件の終了や、オンラインソリューションでの大手顧客のサービス終了が響いた。さらに、昨年度に受注した3DCG映像制作案件で原価見積りを再評価し、受注損失引当金繰入額7900万円を売上原価に計上した。
【人材事業】
売上高は同0.1%減の3億7600万円、セグメント利益は同35.3%増の5100万円となった。ゲーム企業の採用意欲減退により人材紹介事業は厳しい状況が続くが、配信系エンターテインメント業界へのアプローチを強化した。一般派遣労働者数は延べ554名(同4.5%減)と減少したものの、有料職業紹介の成約実績数は56名(前年同期比9.8%増)と伸長した。
■2026年11月期の見通し
2026年11月期の業績は、売上高45億7100万円(前期比6.2%増)、営業利益1億2200万円(同16.7%減)、経常利益1億2100万円(同17.6%減)、最終利益8100万円(同60.2%減)、EPS29.85円を見込む。受注損失引当金の計上による影響を現在精査中であり、修正が必要な場合は速やかに公表する方針だ。
・売上高:45億7100万円(同6.2%増)
・営業利益:1億2200万円(同16.7%減)
・経常利益:1億2100万円(同17.6%減)
・最終利益:8100万円(同60.2%減)
・EPS:29.85円
会社情報
- 会社名
- シリコンスタジオ株式会社
- 設立
- 2000年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 梶谷 眞一郎
- 決算期
- 11月
- 直近業績
- 売上高43億300万円、営業利益1億4700万円、経常利益1億4800万円、最終利益2億600万円(2025年11月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3907




