コナミG、26年3月期決算は事業利益31%増の1435億円と過去最高…『eFootball』引き続き好調、『MGSΔ』200万本突破とゲーム事業けん引

コナミグループ<9766>は、5月8日、2026年3月期の連結決算(IFRS)を発表し、売上高4936億7700万円(前の期比17.1%増)、事業利益1435億8300万円(同31.6%増)、営業利益1358億9100万円(同33.3%増)、最終利益1000億1300万円(同33.9%増)と増収増益を達成した。
・売上高:4936億7700万円(同17.1%増)
・事業利益:1435億8300万円(同31.6%増)
・営業利益:1358億9100万円(同33.3%増)
・最終利益:1000億1300万円(同33.9%増)
同社では、デジタルエンタテインメント事業の主力コンテンツが好調に推移し、いずれも3期連続で過去最高となった、としている。


■デジタルエンタテインメント事業
売上高が3709億5000万円(同21.5%増)、事業利益1360億600万円(同37.5%増)と大幅に成長した。
新しい取り組みとして、『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』を発売し、世界累計出荷本数が200万本を突破した。また、初の日本を舞台としたサイコロジカルホラー『SILENT HILL f』や、シリーズ史上最大ボリュームで2マップが登場する『桃太郎電鉄2~あなたの町も きっとある~』といった新作を市場に投入した。
モバイルゲームでは、剣と魔法のファンタジー世界を舞台にした育成シミュレーションRPGの新作『パワプロアドベンチャーズ』の配信を開始した。継続タイトルでは、シリーズ累計10億ダウンロードを超える『eFootball™』が引き続き好調に推移したほか、野球ゲーム『eBaseball™: MLB PRO SPIRIT』では大谷翔平選手の新キービジュアル公開や「カジュアルモード」を新たに導入するなど、幅広い顧客層へ向けた進化を遂げた。
eスポーツ分野では、『eFootball™』の公式大会や国際サッカー連盟との世界大会に加え、『遊戯王カードゲーム』の世界選手権『Yu-Gi-Oh! World Championship2025』がフランスのパリで開催され、大きな盛り上がりを見せた。
■アーケードゲーム事業
売上高は263億5300万円(同9.6%増)、事業利益は67億7900万円(同4.8%増)となった。ビデオゲームの新作『pop'n music High☆Cheers!!』の稼働が始まったほか、メダルゲームでは地球をテーマとした迫力ある演出が楽しめる『桃太郎電鉄ワールド ~地球もメダルもまわってる!~』を発売した。プライズゲームにおいても『遊戯王』などの人気IPを活用した商品が好評を博した。
■ゲーミング&システム事業
売上高が430億7700万円(同1.0%増)と微増だった一方で、事業利益は36億5000万円(同50.4%減)と半減した。これは米国の関税措置や、新筐体発売前の買い控えによる影響があったためである。同事業では、約6年ぶりの新筐体となる「Solstice™」シリーズの第1弾『Solstice49C™』を発売し、注目を集めた。カジノマネジメントシステム「SYNKROS®」は導入施設を拡大しており、スロットマシン向け顔認証システム「SYNK Vision™」の機能をテーブルゲームに拡張するなど、オペレーター及びカジノ利用客双方の利便性向上に貢献している。
■スポーツ事業
売上高494億8400万円(同1.9%増)、事業利益34億1100万円(同52.9%増)と大幅な増益を達成した。運動スクール「運動塾」のダンススクール選抜チーム「KONAMI J.B.STAR」が世界ヒップホップダンス大会で世界2位となるなど、成果を上げている。マシンピラティススタジオ『Pilates Mirror』は新たに32店舗をオープンし、合計85店舗となり、引き続き入会待ちとなる施設が出るなど好評を得ている。また、資産を持たない受託事業においては、スポーツ施設の運営受託や学校水泳授業の受託対象校を全国の小中学校に拡大し、ネットワークを広げた。
■2027年3月期の見通し
2027年3月期の業績は、売上高5050億円(前期比2.3%増)、事業利益1500億円(同4.5%増)、営業利益1430億円(同5.2%増)、最終利益1010億円(同1.0%増)、EPS745.08円を見込む。株価収益率は25.7倍となる。
・売上高:5050億円(同2.3%増)
・事業利益:1500億円(同4.5%増)
・営業利益:1430億円(同5.2%増)
・最終利益:1010億円(同1.0%増)
・EPS:745.08円
会社情報
- 会社名
- コナミグループ株式会社
- 設立
- 1973年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 上月 景正/代表取締役社長 東尾 公彦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4216億200万円、営業利益1019億4400万円、最終利益746億9200万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム(ロンドン証券取引所にも上場)
- 証券コード
- 9766