テレ東HD、アニメ・配信事業の26年3月期決算は営業益55%増の65億円と大幅増益…『NARUTO』商品化や海外でのゲーム化権収入が貢献

テレビ東京ホールディングス<9413>は、この日(5月8日)開示した2026年3月期の決算において、アニメ・配信事業の売上高が前の期比11.5%増の523億1000万円、営業利益が同55.0%増の65億8700万円となり、大幅な増収増益を達成したことを明らかにした。

アニメ・配信事業は、テレビ東京が持つコンテンツを活用したライツ事業と、グループ会社が担うアニメのCS放送、音楽関連ビジネスなどで構成される。

事業の主軸であるライツ事業の収入は同17.0%増の425億7400万円、利益は同20.3%増の172億3800万円と好調に推移した。ライツ事業を牽引したのはアニメ部門で、海外における『NARUTO』および『BORUTO』のオンラインゲーム展開や、『NARUTO』の商品化が貢献し、部門全体の収入は同17.8%増の272億1900万円と過去最高額を記録した。

配信ビジネス部門の収入も同18.3%増の139億800万円となった。これは、広告付き無料動画配信(AVOD)の広告収入に加え、『シナントロープ』の世界配信権販売、『笑ゥせぇるすまん』などの新作ドラマや『孤独のグルメ』シリーズなどのアーカイブ作品の国内配信権販売が順調に推移したことによる。また、映画部門の『劇映画 孤独のグルメ』の興行収入と商品販売が好調で、テレ東BIZも有料会員売上を伸ばした。

一方で、イベント部門の収入は、前年実績に届かず同5.9%減の14億4600万円であった。ライツ事業全体の費用は、アニメの新規作品増加と制作コスト増により同14.8%増の253億3600万円となった。

その他アニメ・配信事業では、音楽出版関連のテレビ東京ミュージックの売上高が同4.6%増の44億5100万円であった。国内外の印税収入が全体的に堅調に推移し、特に『NARUTO-ナルト-疾風伝 BGM』や『残酷な天使のテーゼ:高橋洋子』が寄与した。また、『SAKAMOTO DAYS』『ホテル・インヒューマンズ』などアニメ番組のタイアップ楽曲のコーディネートによる音楽広告収入も好調であった。

CS放送のアニメ専門チャンネル『AT-X』を手掛けるエー・ティー・エックスの売上高は、加入者減少による放送売上の減少やライツ売上の低迷により、同4.2%減の31億9400万円となった。

テレビ東京

会社情報

会社名
テレビ東京
企業データを見る
株式会社テレビ東京ホールディングス
https://www.txhd.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社テレビ東京ホールディングス
設立
2010年10月
代表者
代表取締役会長 小孫 茂/代表取締役社長 石川 一郎
決算期
3月
上場区分
東証プライム
証券コード
9413
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