タカラトミー<7867>は、5月12日、2026年3月期の連結決算を発表、「トミカ」や「デュエル・マスターズ」の伸長に加え、「トランスフォーマー」をはじめとしたハイターゲット向けホビーレーベル「T-SPARK」の販売が好調に推移し、増収を確保した。
なお、最終利益が大幅な減益となっているのは、子会社TOMY Internationalにおけるのれんの減損損失を計上した影響などによるものとなる。
■2026年3月期決算実績
売上高2704億5500万円(前々期比8.1%増)
営業利益242億4600万円(同2.5%減)
経常利益245億5100万円(同2.2%増)
最終利益116億7900万円(同28.6%減)
年齢軸の拡大において、キデイランドでは「新宿店」をはじめとした新店効果に加え、人気キャラクターグッズや雑貨の品揃えなどにより幅広い層から支持を集め、業績が伸長した。
また、トレーディングカードゲームでは、「デュエル・マスターズ」におけるVTuberグループ「にじさんじ」とのコラボ商品の展開や、「ディズニー・ロルカナ・トレーディングカードゲーム」「ハイキュー!! バボカ!! BREAK」のシリーズ展開が奏功し、前期を大幅に上回る結果となった。
なお、2025年に55周年を迎えた「トミカ」では、「トミカプレミアム」や「トミカリミテッド ヴィンテージ」をはじめとしたKidults層向け商品の人気が高まった。
地域軸の拡大においても着実に進捗しており、業績への効果がアジアで先行して表れた。アジアでは、「TOMICA BRAND STORE」などの展開を通じ、「トミカ」におけるさらなるブランド浸透を図った。また、「BEYBLADE X」は、体験会や店頭イベントなどの強化により販売が伸長した。
また、ポケモンアミューズメントマシンにおいては、国内で高い支持を得た機種の展開を開始したことで、売上が拡大した。
ハイターゲット向けホビーレーベル「T-SPARK」では、新シリーズの展開を実施するとともに、「トランスフォーマー」のコレクションシリーズが欧米豪において高い評価を得た。
「ガチャ」の北米展開においては、実験店舗の検証を継続する一方、大手グローサリーストアや映画館チェーンほか、GENDA<9166>が持つプラットフォームでの販売を進めた。
米国子会社のFat Brain Holdingsにおいては、高価格帯オリジナル玩具の販売が伸長した。
■今期は増収増益を見込む
2027年3月期通期の連結業績予想は以下のとおりで、増収増益を見込んでいる。
売上高2850億円(前期比5.4%増)
営業利益260億円(同7.2%増)
経常利益260億円(同5.9%増)
最終利益180億円(同54.1%増)
※過去12四半期分の四半期業績推移のグラフを追加しました。


会社情報
- 会社名
- 株式会社タカラトミー
- 設立
- 1953年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 小島 一洋/代表取締役社長CEO 富山 彰夫
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2502億3500万円、営業利益248億7000万円、経常利益240億3300万円、最終利益163億5000万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7867