スクエニHD、HDゲームの26年3月期決算は営業益327%増の141億円と大幅増益を達成…『DQ7R』『DQI&II』など堅調、リピート販売も前年上回る

スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>は、この日(5月14日)、2026年3月期のHD(High-Definition)ゲームの業績について、売上高が前の期比1.8%増の765億円、営業利益が同327.2%増の141億円と大幅増益を達成したことを明らかにした。営業利益は108億円の利益改善となった。
同社では、『ファイナルファンタジータクティクス - イヴァリース クロニクルズ』、『ドラゴンクエスト I & II』、『ドラゴンクエストVII Reimagined』など新作タイトルの販売が底堅く推移したことに加え、高採算のカタログタイトルの売上(リピート販売)も前年を上回ったため、としている。
この背景には、生産性の向上もあるそうだ。「量から質」への転換を図るべく、開発体制及び開発タイトルの管理体制を整備した。事業部性を廃止してクリエイティブスタジオ制による開発力の底上げや海外スタジオを整理し国内への集約、全社横断的な進捗管理プロセスの導入などだ。

カタログタイトルの販売本数については1910万本を記録し、前の期の実績(1684万本)に比べて13.4%伸びた。カタログタイトルは、新作に比べて採算性が高く利益寄与も大きい。マルチプラットフォーム戦略の効果を最大化すべく戦略的プロモーション施策を推進し、顧客接点を拡大したという。

また海外事業の構造改革も行い、2027年3月期以降、年間30億円以上の費用削減の実現も目指していく。CMOの任命及びグローバル戦略ラインを新たに構築し、データアナリティクス等のマーケティング高度化に向けた各種取り組みを推進するなど効果的なマーケティング体制も追求する。

業績推移は以下のとおり。


会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2976億6100万円、営業利益547億3600万円、経常利益644億6900万円、最終利益296億1600万円(2026年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684




