【決算まとめ②】ゲーム関連企業36社の26年4~6月期決算は営業赤字計上が7社に減少 不採算タイトルの整理一巡でケイブは黒字回復 coyは新作『スパリク』の開発費用先行

柴田正之 編集部記者
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主要モバイルゲーム企業の2026年4~6月期の決算を引き続き振り返ってみたい。今回は、この四半期の営業赤字計上企業についてを取り上げたい。

この四半期に営業赤字を計上した企業は、データ集計対象の36社中、7社となった。前四半期の8社からは1社減少した形で、内容は3社が黒字転換した一方で、新たに2社が赤字に転落した格好だ。

■不採算タイトル・事業の整理が一巡でケイブは営業黒字を回復

営業黒字転換を果たしたのは、KLab<3656>とアピリッツ<4174>、ケイブ<3760>の3社だ。その黒字転換ぶりが目立つのは、決算まとめ①でも取り上げたKLabだろう。KLabは、新作『ドラゴンクエストスマッシュグロウ』が4月21日にリリースされて順調に立ち上がったことで、19四半期ぶりの営業黒字を計上した。

また、ケイブは、2026年5月期通期では大幅な赤字計上となっているが、これは不採算タイトルの整理のための、『メテオアリーナ・スターズ』や『OUTRANKERS』などに関連した損失計上が大きく影響しているものであり、その影響が一巡した第4四半期(3~5月)には大きく収益性が改善した。続く2027年5月期は「予見性重視」の経営へシフトするとしているが、この黒字体質を継続していけるのかどうか、じっくりと見守りたいところだ。

■新作の『スパリク』の開発費用が先行でcolyは営業赤字に転落

一方、営業赤字転落となったのは、gumi<3903>とcoly<4175>だ。colyは、新作『ディズニー スパークリンク・スターズ』のリリース時期が第3四半期に延期となったことで、開発費用の先行投資局面が続いたことが今回の営業赤字計上の要因となっている。なお、8月5日に開始した事前登録は8月10日時点で登録者数が40万人を突破したことが発表されており、そのリリース後の動向が大いに注目される。

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株式会社ケイブ
https://www.cave.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ケイブ
設立
1994年6月
代表者
代表取締役社長CEO 高橋 祐希
決算期
5月
直近業績
売上高139億6900万円、営業利益11億3300万円、経常利益11億3100万円、最終利益2億4600万円(2025年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3760
企業データを見る
KLab株式会社
https://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 真田 哲弥
決算期
12月
直近業績
売上高68億5600万円、営業損益13億400万円の赤字、経常損益14億2100万円の赤字、最終損益41億7600万円の赤字(2025年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
企業データを見る
株式会社coly(コリー)
https://colyinc.com/

会社情報

会社名
株式会社coly(コリー)
設立
2014年2月
代表者
代表取締役社長 中島 杏奈/共同創業者 代表取締役副社長 中島 瑞木
決算期
1月
直近業績
売上高70億2000万円、営業損益1億4400万円の赤字、経常利益4600万円、最終利益7200万円(2026年1月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
4175
企業データを見る