LINE、18歳未満ユーザーのLINE ID検索利用制限を強化…未成年保護を強化しサービスの健全性向上へ

LINEは、本日（9月25日）、無料通話・無料メールスマートフォンアプリ『LINE』で、9月30日より、青少年ユーザー保護を目的とし、NTTドコモ・ソフトバンクモバイルのAndroid端末を利用する18歳未満ユーザーを対象に、LINE ID検索の利用制限を開始する、と発表した。今後、iOSアプリ版でも導入する予定。 LINEでは、これまで、auのAndroid端末を利用する18歳未満のユーザーを対象に同様の取り組みを行ってきたが、今回の対応により、国内主要3キャリア全てに対応することとなる。通信キャリアから提供される「年齢判定サービス」を活用し、ユーザーの同意のもと、当該ユーザーがLINEの指定する年齢（18歳）に達しているか否かを判別するという。 こうした仕組みを導入することで、18歳未満のAndroid端末ユーザーは、1)18歳未満のユーザー自身がLINE IDの設定・検索を利用できなくなり、2)他人が18歳未満ユーザーのLINE IDを検索しても、検索結果に表示されないため、友人募集を目的とした非公式サービス（スマートフォンアプリ・ウェブサイト）で、青少年ユーザーがLINE IDを交換することによるトラブルを防ぐ効果が期待できる、としている。 LINEでは、これまでサービスの健全性の向上や、未成年者保護のための施策として、App Store/Google Playのレビュー欄をモニタリングし、友だち募集目的とした書き込みの削除をApp StoreやGoogle Playに要請するとともに、友だち募集を目的とした非公式サービス運営事業者に対して抗議・差止要求を行い、非公式掲示板のうち75％以上が閉鎖されたとのこと。このほか、全国各地の学校・父母・教職員団体向けの各種啓発活動なども行っている。     ■関連サイト 「LINE」公式サイト 「LINE」安心安全ガイド