ウェブテクノロジ、2Dスプライトアニメーションデータ作成ツール『OPTPiX SpriteStudio』をアップデート

ウェブテクノロジは、本日(1月28日)、ゲーム開発向け2Dスプライトアニメーションデータ作成ツール『OPTPiX SpriteStudio』のVer.5.2.0の無償アップデートを行ったと発表した。

『OPTPiX SpriteStudio』を使えば、スプライトアニメーションデータをデザイナーのイメージどおり制作できるだけなく、デザイナー単独の作業で完結できる。また生成されるデータは、あらゆるゲーム開発シーンで利用できる「超汎用」データのため、「Unity」や「Cocos2d-x」などの各種ゲームエンジンや「HTML5」でも利用可能だ。

本日公開のVer.5.2.0では『OPTPiX SpriteStudio』の使いやすさの改善にフォーカスし、これまでにユーザーからの意見をもとに、アニメーションのリサイズやパーツのロック機能を新たに追加した。いずれの機能もスプライトアニメーションデータ制作の手間の削減に効果的だという。






なお、追加された主な機能は以下のとおり(リリースからの抜粋)。

1. アニメーションのリサイズ
スプライトアニメーションデータを構成しているパーツの元画像サイズを変更した場合に、元画像サイズの変更に合わせ、座標情報なども自動的に調整されます。

スプライトアニメーションデータを一通り作成した後に、アプリの容量削減のため画像の縦横サイズを小さくした場合や、スマホ解像度向けに作成した既存のアニメーションをタブレット向けに変更したい場合などにかかる手間を削減します。

2. パーツのロック
固定したいパーツを、ロック(編集不可状態に)することができます。ロックすることで、IK(インバースキネマティクス)操作時に、動かしたくないパーツを固定することが可能となり、スプライトアニメーションの表現の幅が広がります。また、ロックされたパーツはマウスクリックで選択されなくなるため、レイアウト上で背後に隠れているパーツを選択することが容易になり、編集の手間を削減します。

3. SpriteStudio Ver.4 との互換性を向上
旧バージョンをご利用のユーザー様からご要望をいただいていた、互換性の向上を実現しました。例えば、ルートパーツの挙動、カラーブレンドの曲線補間、非表示フラグの継承方法などの機能で対応をしました。また、親子パーツ間の座標変換については、2D環境に適合した計算方法も選択できるようになり互換性が向上しました。



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導入事例

OPTPiX SpriteStudio