コロプラ<3668>の馬場功淳社長(写真)は、この日(5月10日)開催した決算説明会の質疑応答で、コロプラの課題について、『白猫プロジェクト』や『魔法使いと黒猫のウィズ』規模の売上を出せる新作がでていないことをあげた。「新しいゲームを多く作っているし、新しい挑戦も行っている。『白猫テニス』はヒットしたといっていいと思うが、ヒット作が不足している。やったことに対する結果が思ったように出ていない」と吐露した。
『白猫プロジェクト』以後の新作については、「新しい面白さを作れているものの、ユーザーが長続きしないゲームになっている。つまり、リテンションの弱いゲームしか作れていない。長く遊べるゲームにするため、新しい課金モデルを使いたい。お客様に長く納得して使ってもらえるものを作りたい。」と述べ、次の新作2タイトルから新しい課金システムを導入する意図を明かした。
【関連記事】
・【速報】コロプラ、『プロ野球バーサス』と『Project:Pani Pani』で新しい課金システムを導入 その次は「有名IP」を使ったタイトルに
(編集部 木村英彦)
会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668