【決算説明会速報】DeNA、新作『歌マクロス』は「KPIが順調に推移」(守安社長) 任天堂との協業も協業以外も新作の方針に変化なし


ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、8月9日、2018年3月期の第1四半期(4~6月)の決算発表を行うとともに、東京都内で決算説明会を開催した。説明会では、同社の守安功社長兼CEO(写真)が説明を行い、その後質疑応答が行われた。今回はその中から同社の任天堂<7974>との協業以外のタイトルについての話題を取り上げたい。

任天堂との協業タイトルについては、今回の決算説明会では新たな発表はなかった。一方、内製アプリ・任天堂以外との協業アプリについては、『逆転オセロニア』が引き続き好調で、「プロモーションを行った時の反応も非常に良い」(守安社長)としていた。7月末からはTVCMを含めたプロモーションを展開しており、この成果が第2四半期以降どの程度寄与してくるのか注目されよう。

また、8月3日に配信開始した新作『歌マクロス スマホDeカルチャー』については、「初速としては、KPIが順調に推移している」(同)とのこと。

なお、任天堂との協業以外のタイトルのパイプラインについては、従来と方針に変更はなく、「年間5~10タイトルくらいを継続的にリリースしていく」(同)とし、「IPタイトルとオリジナルタイトルが半々くらい」(同)としていた。
 


 
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
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