【決算説明会速報】Aiming、『ルナプリ from 天使帝國』など自社配信ゲームの落ち込みが減収要因に 『ログレス』も「前四半期に続き課金が低調」(椎葉社長)


Aiming<3911>は、10月27日、東京都内で2017年12月期の第3四半期累計(1~9月)の決算説明会を開催した。決算説明会では、同社の椎葉忠志社長(写真)がまずは説明を一通り行い、その後に質疑応答が行われた。今回はその中から、決算短信では触れられていなかった今期の減収要因について取り上げたい。

この第3四半期は、前四半期比で1億8900万円の減収となったが、特に影響が大きかったのは自社開発・自社配信のゲームアプリになるという。『ルナプリ from 天使帝國』の売り上げが減少したほか、サービスを終了したタイトルがあること、そのほかの既存タイトルの売り上げも減少したことがその要因でほぼ全体の減収幅と同じくらいの減収となっている。

また、主力の『剣と魔法のログレス いにしえの女神』は、アクティブユーザーは微減ではあるものの、「前四半期に続き課金部分のKPIが低調」(椎葉社長)だったため、約7000万円の減収となっている。ユーザーに長く愛されているものの、課金につながるような新たな楽しみを提供できていないことがその要因だという。

なお、前四半期より寄与してきた受託売り上げが今期はフル寄与したものの、これは『ログレス』の減収分をカバーするくらいの規模感となっている。