エイチーム<3662>は、6月14日、2019年7月期の第3四半期累計(8~4月)の連結決算を発表した。その数字を基に第3四半期期間(2~4月)の業績数字を四半期推移(QonQ)で見てみると、売上高は前四半期比1.0%減の95億400万円、営業利益は同44.0%増の9億9800万円、経常利益は同52.6%増の10億900万円、最終利益は同25.8%減の3億5900万円となった。
売上高は前四半期比でもほぼ横ばいの推移となったが、この第3四半期は同社のライフスタイルサポート事業が繁忙期で例年大きく伸長している時期であることを踏まえると、やや弱含みの推移と言えそう。一方、営業利益と経常利益については、そのライフ事業で複数の新規サービスへの先行投資を行っていることを踏まえても利益率の改善が目立つ。これは、エンターテインメント事業で新作『少女☆歌劇レヴュースタァライト -Re LIVE-』がリリースされ、開発中の費用先行フェーズから徐々に回収フェーズに移行しているという可能性がありそうだ。
なお、最終利益が大幅な減益となっているのは、この第3四半期期間中に『三国BASSA!!』にかかる減損損失2億9800万円と、投資有価証券評価損1億3400万円を特別損失として計上したことが影響しているものと思われる。
売上高は前四半期比でもほぼ横ばいの推移となったが、この第3四半期は同社のライフスタイルサポート事業が繁忙期で例年大きく伸長している時期であることを踏まえると、やや弱含みの推移と言えそう。一方、営業利益と経常利益については、そのライフ事業で複数の新規サービスへの先行投資を行っていることを踏まえても利益率の改善が目立つ。これは、エンターテインメント事業で新作『少女☆歌劇レヴュースタァライト -Re LIVE-』がリリースされ、開発中の費用先行フェーズから徐々に回収フェーズに移行しているという可能性がありそうだ。
なお、最終利益が大幅な減益となっているのは、この第3四半期期間中に『三国BASSA!!』にかかる減損損失2億9800万円と、投資有価証券評価損1億3400万円を特別損失として計上したことが影響しているものと思われる。
会社情報
- 会社名
- 株式会社エイチーム
- 設立
- 2000年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 林 高生
- 決算期
- 7月
- 直近業績
- 売上高239億1700万円、営業利益5億6200万円、経常利益6億900万円、最終利益9億5300万円(2024年7月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3662