カプコン<9697>は、2020年3月通期におけるコンシューマゲームの販売本数について、前期比で3.9%増となる2630万本を計画している。そのうち、82.5%をダウンロード販売とする計画だ。
そのけん引役は、『モンスターハンターワールド:アイスボーン』だ。9月末まで累計280万本を出荷している同作だが、来年1月のPC版投入とダウンロード販売の強化ででさらなる拡大を目指す。
『モンスターハンター:ワールド』 は、リピートタイトルとして続伸し累計1400万本を販売したが、それをクリアした人が拡張コンテンツ『アイスボーン』を購入することを期待しているという。
下期では、『ロックマン ゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション』(PlayStation4 / Nintendo Switch / Xbox One / PC)も1月23日に発売する予定だ。
このほか、モバイルでは、ロックマンのモバイルゲーム『ROCKMAN X DiVE』が年内に海外でリリースとなるほか、『ガンダムブレイカーモバイル』のような協業タイトルを通じたヒット創出も狙う。
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697