サン電子<6736>の9月中間の連結決算は、売上高121億3000万円（前年同期比0.5％減）、営業損益17億4000万円の赤字（前年同期1億8400万円の赤字）、経常損益16億5400万円の赤字（同2億2400万円の赤字）、最終損益14億9700万円の赤字（同3億9200万円の黒字）だった。モバイルデータソリューション事業で前期に事業譲渡したMLC事業の売上が減少したものの、エンターテインメント関連事業・新規IT関連事業がそれぞれ前年同期の十石を上回ったことで、売上高はほぼ横ばいとなった。
営業赤字が大きく膨らんだのは、Cellebrite社の第三者割当による優先株式の発行に伴う諸経費約13億円を計上したため。事業規模拡大に伴う固定の増加も影響した。
