エイチーム、第1四半期の営業益は69%減の1億4900万円 既存ゲームが不振、ライフサポートでの先行投資も響く

エイチーム<3662>は、本日(12月6日)、第1四半期(8月~10月)の連結決算を発表し、売上高81億4800万円(前年同期比8.7%減)、営業利益1億4900万円(同69.1%減)、経常利益1億4400万円(同71.6%減)、最終利益7500万円(同70.5%減)だった。大幅な減益となったが、ゲームアプリを中心とするエンターテインメント事業が苦戦したほか、ライフスタイルサポートでも先行投資を行ったことが影響したようだ。

 


セグメント別の状況は以下のとおり。

<エンターテインメント事業>
売上高は19億8900万円(同38.7%減)、セグメント利益は4300万円(同84.1%減)となった。既存ゲームアプリが引き続き減少傾向にあり、前年同期比で減収減益となったが、中長期方針に沿って、新規ゲームの開発に励んだ。


<ライフスタイルサポート事業>
売上高は55億2100万円(同6.7%増)、セグメント利益は47100万円(同26.6%減)となった。既存サービスが安定的に成長する中で、新規で立ち上げた複数のサービスにおける投資費用が先行した。


<EC事業>
売上高は6億3700万円(同24.8%増)、セグメント損益は5000万円(前年同期は6300万円の赤字)となった。仕入・物流・販売等オペレーションの改善が奏功したこと、また消費税増税前の駆け込み需要の影響もあり、前年同期比で増収となった。


 
■2020年7月通期の見通し

続く2020年7月通期は、売上高350億円(前期比5.8%減)、営業利益10億円(同64.4%減)、経常利益10億円(同64.4%減)、最終利益5億円(同66.1%減)を見込む。

 
株式会社エイチーム
https://www.a-tm.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エイチーム
設立
2000年2月
代表者
代表取締役社長 林 高生
決算期
7月
直近業績
売上高275億5200万円、営業利益5億4300万円、経常利益7億1100万円、最終利益1億4300万円(2023年7月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3662
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