ユナイテッドのゲーム事業、第4四半期は黒字転換 事業ポートフォリオの整理でコスト圧縮

ユナイテッド<2497>は、この日(5月8日)、ゲーム事業の業績について、2020年3月通期では6億3000万円の赤字となったものの、第4四半期(1~3月)に限ると、営業利益が1億5300万円の黒字に転換したことを明らかにした。第3四半期(2019年10~12月)は1億6100万円の赤字だった。

第3四半期において、トライフォートのゲーム事業を創業者に譲渡し、アプリの受託事業に転換したことや、ユナイテッド本体の新規タイトルの開発中止、『CocoPPa Dolls』の撤退決定など事業ポートフォリオの整理を第3四半期中に行ったことが奏功したという。

他方、『クラッシュフィーバー』や『CocoPPa Play(ココッパプレイ)』といった既存タイトルについては、引き続き効率的な運営を行うように努めているとのこと。

なお、『CocoPPa Dolls』については今年の1月21日にリリースしたばかりだが、4月にサービスを終了することを決定した。6月30日にサービスを終了する予定だが、終了による赤字幅縮小は第2四半期(7~9月)からとなるようだ。

 
ユナイテッド株式会社
https://united.jp/

会社情報

会社名
ユナイテッド株式会社
設立
1998年2月
代表者
代表取締役社長兼執行役員 早川 与規/代表取締役兼執行役員 金子 陽三
決算期
3月
上場区分
東証グロース
証券コード
2497
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