日本ファルコム、3月中間の営業益は3.44億円 予想を72%上回って着地 PSネットワークと北米・欧州堅調、英語PCゲームのDL販売伸びる
日本ファルコム<3723>は、本日(5月14日)、第2四半期(19年10月~20年3月)の単独決算を発表し、売上高7億0700万円(前年同期比32.4%減)、営業利益3億4400万円(同50.8%減)、経常利益3億4600万円(同50.6%減)、最終利益2億4200万円(同50.5%減)と大幅な減収減益となった。
減収減益となったものの、期初に発表した業績予想を大きく上振れての着地となった。期初は、売上高6億円、営業利益2億円、経常利益2億円、最終利益1億3600万円としていた。売上高は17.8%、営業利益は72.0%、経常利益は73.0%、最終利益は77.9%予想を上回った。
同社では、プレイステーションネットワークにおけるダウンロード販売が堅調に推移し、 北米・欧州地域での「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-」や「東亰ザナドゥ eX+」、英語版PCゲームのダウンロード販売も好調だったほか、上半期は広告宣伝費、販売促進費を当初計画より抑制したため、と説明している。
製品部門別の状況は以下のとおり。
■製品部門
売上高は4800万円(前年同期比59.3%減)となった。
PlayStation4向けに、「イース セルセタの樹海:改」(19年5月発売)や「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-(ラクリモサ・オブ・ダーナ)スーパープライス」(19年6月発売)のほか、「イース」シリーズ最新作「イースⅨ-Monstrum NOX-(モンストルム・ノクス)」(19年9月発売)を販売している。
また、PlayStation4向けゲームソフト「英雄伝説 零の軌跡:改」を20年4月に発売し、同じくPlayStation4向けゲームソフト「英雄伝説 碧の軌跡:改」を20年5月に発売する。
なお、累計販売本数450万本を突破している「軌跡」シリーズ最新作「英雄伝説 創(はじまり)の軌跡」については、20年8月の発売に向けて鋭意制作中。
■ライセンス部門
売上高は65900万円(前年同期比29.0%減)となった。
19年10月にPlayStationVita向けゲームソフト「英雄伝説 零の軌跡 Evolution」「英雄伝説 碧の軌跡 Evolution」の繁体字中国語版及び韓国語版を、PlayStation4向けに「英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ」の英仏語版を発売した。20年2月には、PlayStation4向けゲームソフト「イースⅨ -Monstrum NOX-(モンストルム・ノクス)」繁体字中国語版及び韓国語版を、20年3月には「英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ」をNintendo Switch及びPC向けに発売した。
その他、旧タイトルのPCゲーム英語版ダウンロード販売やオンラインストーリーRPG「英雄伝説 暁の軌跡」、Nintendo Switch向け「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-(ラクリモサ・オブ・ダーナ)」、据え置き型ゲーム機PlayStation4及びPC向けゲームソフト「東亰ザナドゥeX+(エクスプラス)」英語版や「イース オリジン」日本語を含む多言語版、中国で展開しているスマートフォン向けアプリ「空の軌跡」のほか、「ラングリッサーモバイル」などのゲームタイトルとのコラボレーション展開を進め、ユーザー層の拡大を図った。
なお、PlayStation4向けに「イース セルセタの樹海:改」繁体字中国語版及び韓国語版を20年4月に、「英雄伝説 零の軌跡:改」繁体字中国語版及び韓国語版を20年5月に、「イース セルセタの樹海:改」英語版と「英雄伝説 碧の軌跡:改」繁体字中国語版及び韓国語版を20年6月にそれぞれ発売する。また、Nintendo Switch向けには「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-」繁体字中国語版及び韓国語版を20年5月に、「英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ」英仏語版を20年6月に発売する予定。
続く20年9月通期は、売上高21億円(前期比14.4%減)、営業利益10億円(同32.0%減)、経常利益10億円(同32.1%減)、最終利益6億8000万円(同32.4%減)を見込む。業績が上振れとなったが、従来予想からは変更していない。新型コロナウィルス感染症の影響については、現時点において開発や販売スケジュ ールに遅れは発生しておらず、業績への影響はないものの、不確定要素も多分にあるため、としている。
減収減益となったものの、期初に発表した業績予想を大きく上振れての着地となった。期初は、売上高6億円、営業利益2億円、経常利益2億円、最終利益1億3600万円としていた。売上高は17.8%、営業利益は72.0%、経常利益は73.0%、最終利益は77.9%予想を上回った。
同社では、プレイステーションネットワークにおけるダウンロード販売が堅調に推移し、 北米・欧州地域での「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-」や「東亰ザナドゥ eX+」、英語版PCゲームのダウンロード販売も好調だったほか、上半期は広告宣伝費、販売促進費を当初計画より抑制したため、と説明している。
製品部門別の状況は以下のとおり。
■製品部門
売上高は4800万円(前年同期比59.3%減)となった。
PlayStation4向けに、「イース セルセタの樹海:改」(19年5月発売)や「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-(ラクリモサ・オブ・ダーナ)スーパープライス」(19年6月発売)のほか、「イース」シリーズ最新作「イースⅨ-Monstrum NOX-(モンストルム・ノクス)」(19年9月発売)を販売している。
また、PlayStation4向けゲームソフト「英雄伝説 零の軌跡:改」を20年4月に発売し、同じくPlayStation4向けゲームソフト「英雄伝説 碧の軌跡:改」を20年5月に発売する。
なお、累計販売本数450万本を突破している「軌跡」シリーズ最新作「英雄伝説 創(はじまり)の軌跡」については、20年8月の発売に向けて鋭意制作中。
■ライセンス部門
売上高は65900万円(前年同期比29.0%減)となった。
19年10月にPlayStationVita向けゲームソフト「英雄伝説 零の軌跡 Evolution」「英雄伝説 碧の軌跡 Evolution」の繁体字中国語版及び韓国語版を、PlayStation4向けに「英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ」の英仏語版を発売した。20年2月には、PlayStation4向けゲームソフト「イースⅨ -Monstrum NOX-(モンストルム・ノクス)」繁体字中国語版及び韓国語版を、20年3月には「英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ」をNintendo Switch及びPC向けに発売した。
その他、旧タイトルのPCゲーム英語版ダウンロード販売やオンラインストーリーRPG「英雄伝説 暁の軌跡」、Nintendo Switch向け「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-(ラクリモサ・オブ・ダーナ)」、据え置き型ゲーム機PlayStation4及びPC向けゲームソフト「東亰ザナドゥeX+(エクスプラス)」英語版や「イース オリジン」日本語を含む多言語版、中国で展開しているスマートフォン向けアプリ「空の軌跡」のほか、「ラングリッサーモバイル」などのゲームタイトルとのコラボレーション展開を進め、ユーザー層の拡大を図った。
なお、PlayStation4向けに「イース セルセタの樹海:改」繁体字中国語版及び韓国語版を20年4月に、「英雄伝説 零の軌跡:改」繁体字中国語版及び韓国語版を20年5月に、「イース セルセタの樹海:改」英語版と「英雄伝説 碧の軌跡:改」繁体字中国語版及び韓国語版を20年6月にそれぞれ発売する。また、Nintendo Switch向けには「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-」繁体字中国語版及び韓国語版を20年5月に、「英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ」英仏語版を20年6月に発売する予定。
■2020年9月通期の見通し
続く20年9月通期は、売上高21億円(前期比14.4%減)、営業利益10億円(同32.0%減)、経常利益10億円(同32.1%減)、最終利益6億8000万円(同32.4%減)を見込む。業績が上振れとなったが、従来予想からは変更していない。新型コロナウィルス感染症の影響については、現時点において開発や販売スケジュ ールに遅れは発生しておらず、業績への影響はないものの、不確定要素も多分にあるため、としている。
会社情報
- 会社名
- 日本ファルコム株式会社
- 設立
- 1981年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 近藤 季洋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高25億3300万円、営業利益14億6000万円、経常利益15億7300万円、最終利益10億2700万円(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3723