【決算レポート】Aiming、第2四半期の営業益は57%減の2.4億円を計画 『DQタクト』周年前の”底"に 「周年に向けてしっかり準備したい」(椎葉社長)



Aiming<3911>は、2021年12月期の第1四半期(1~3月)の決算説明資料を4月30日に公開した。同日発表した決算は、売上高35億3700万円(前四半期比QonQ4.6%減)、営業利益5億6600万円(同35.7%増)、経常利益5億2000万円(同26.5%増)、最終利益4億3600万円(同31%減)となり、QonQでは減収増益となった。


・売上高:35億3700万円(前四半期比4.6%減)
・営業利益:5億6600万円(同35.7%増)
・経常利益:5億2000万円(同26.5%増)
・最終利益:4億3600万円(同31%減)

 


受託売上の前倒し計上や『ドラゴンクエストタクト』の半周年などがあったものの、売上高は前四半期比ではマイナスとなったと述べた。同社タイトルの多くが12月に「周年」を迎えるだけでなく、業界全体でも年末に売上を伸ばす傾向があり、その反動があったという。

 


また、売上が減少したものの、営業利益に関しては大きく伸びた。これは主に前四半期に計上した決算賞与がこの四半期はなくなったことによる。人件費が前四半期の5億3900万円から2億0500万円に減った。

 


続く第2四半期(4~6月)は、売上高24億7800万円(前四半期比29.9%減)、営業利益2億4000万円(同57.5%減)、経常利益2億4000万円(同53.8%減)、最終利益2億0700万円(同52.3%減)を見込む。


・売上高:24億7800万円(前四半期比29.9%減)
・営業利益:2億4000万円(同57.5%減)
・経常利益:2億4000万円(同53.8%減)
・最終利益:2億0700万円(同52.3%減)

 


『ドラゴンクエストタクト』が7月に1周年を迎えるため、前の四半期(特に6月)の売上が底になると想定しているという。ただ、椎葉忠志社長は「1月に実施したハーフアニバーサリーイベントでテレビCMと施策をしっかり絡めると、多くのユーザーが復帰してくれることを体感した。しっかりと準備して1周年に臨みたい」とコメント。さらに他のタイトルも例年アクティブユーザーが底になりやすいこともある。