カプコン、21年3月期の期末配当を従来予想の1株当たり35円から46円に増配 過去最高益更新の好業績と連結配当性向30%の基本方針で

カプコン<9697>は、5月10日、2021年3月期の期末配当を従来予想の1株当たり35円から46円に増配することを発表した。なお、2020年3月期の実績は1株当たり25円。

同社は、株主へ利益還元を経営の重要課題の1つとし、将来の事業展開や経営環境の変化を勘案のうえ、連結配当性向30%を基本方針とし、かつ安定配当の継続に努めている。前回の配当予想発表後も『モンスターハンターライズ』が好調に推移するなど大型新作タイトルの販売拡大に加え、採算性の高いリピートタイトルも根強い人気により利益を押し上げ、利益面においていずれも過去最高益を更新したことで今回の増配を決定した。

なお、中間配当金(1株当たり25円)と合わせた年間配当金は、1株当たり71円になり、連結配当性向は30.4%となる。
株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
決算期
3月
直近業績
売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
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