【決算プレビュー】エイチーム、第3四半期決算を6月11日に発表 注目は新型コロナのライフサポートへの影響と『FFVII FS』へのコメントか

・売上高335億円(前期比5.5%増)
・営業利益5億円(同60.7%減)
・経常利益5億円(同60.0%減)
・最終利益7億2000万円(前期5億1900万円の赤字)
直近発表した第2四半期(20年11月~21年1月)の業績を見ると、売上高73億7700万円(前年同期比6.2%減)、営業損失1億5700万円(前年同期は1億9200万円の利益計上)、経常損失3000万円(同2億0600万円の利益計上)、最終利益4億8300万円(同848.8%増)だった。
・売上高:73億7700万円(同6.2%減)
・営業損失:1億5700万円(同1億9200万円の利益計上)
・経常損失:3000万円(同2億0600万円の利益計上)
・最終利益:4億8300万円(同848.8%増)
新型コロナの影響で、主力のライフスタイルサポートでブライダル関連が影響を受けたほか、金融関連も広告費が増えたこと、既存ゲーム事業の減収傾向が続いたことなどが主な要因。また、有価証券売却益を計上したことで最終利益は大幅増となった。
例年、ライフスタイルサポート事業の需要期を迎えるため、コロナ以前では第3四半期は、他の四半期に比べて売上と利益を伸ばす傾向にあったが、今年は、新型コロナで緊急事態宣言の影響がどの程度だったのか注目される。

ゲーム事業では、新作タイトル『FINAL FANTASY VII THE FIRST SOLDIER』についても6月8日までクローズドβテストを開催するので、何らかのコメントを期待したいところだが、情報の出し方について、スクウェア・エニックス次第という部分があるため、過度な期待は禁物かもしれない。

会社情報
- 会社名
- 株式会社エイチームホールディングス
- 設立
- 2000年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 林 高生
- 決算期
- 7月
- 直近業績
- 売上高239億1700万円、営業利益5億6200万円、経常利益6億900万円、最終利益9億5300万円(2024年7月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3662