【インタビュー:後編】ハイパーカジュアルゲームのイマ…2021年のユーザー成長と収益化のベストプラクティスとは(提供:Pangle)

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世界での企業やブランドの課題や目的に合わせ、統合されたマーケティングと広告ソリューションを提供するTikTok For Business。
 
そんなTikTok For Business が提供しているモバイル広告プラットフォーム「Pangle」は、アジアにおいてリーディングモバイル広告プラットフォームとして、日本では8000万DAUにリーチできる。
 
Pangle SDKと接続することにより、アプリの広告収益が可能となり、アプリケーションのデベロッパーはTikTok For Businessが持つ良質且つ大規模なデマンドにリーチができ、効率的にeCPM/収益化向上を実現できる。
 
Pangleでは「動画リワード広告」「インターステイシャル動画広告」、静止画、バナーのような「ネイティブ広告」と大きく3つのフォーマットがあり、ironsource,mopub、Applovin MAXなどの主流モバイルアプリプラットフォームとのメディエーションとも連携している。
 
また、Pangleでは広告配信や計測の支援の他にも、専任エキスパートによるサポートも充実しており、これまでも成功事例の共有や様々なレポート提供も行われているそうだ。
 
本稿では、そんなPangleの担当者にメールインタビューを実施。後編ではPangleの事例から、ハイパーカジュアルゲームのマーケティングにおけるヒントを紹介していく。
 
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■ プレイアブル広告によるCPI改善を

 
Q2019年に日本マーケットに参入したPangleですが、この2年近くの展開にて、モバイル広告プラットフォームとしてゲームデベロッパー様にどのように貢献しましたか?

2019年7月から、Pangleは日本のデベロッパー様、広告主様に向けて、モバイルアプリの収益化、及び広告出稿サービスを提供し始めました。

アプリのデベロッパー様には、主流のメディエーションを経由し、PangleのSDKと接続することで、Pangleが用意している広告フォーマットによるアプリの収益化に活用していただいています。

また、広告主様には、オンライン運用型広告TikTok For Businessに登録し、Pangleが持っている大規模なアプリ広告プレースメントに広告を出稿していただいています。
 
日本においてPangleは、毎日約8000万ユーザーにリーチできており、その中にはゲームに興味を持っているユーザーもたくさん含まれています。ゲームアプリはPangleによって見込みユーザーへのアプローチが可能となります。

アプリ収益化において、PangleはTikTok For Businessが持つ良質且つ大規模なデマンドにリーチでき、インテリジェント広告テクノロジーにより、アプリ収益を最大限に伸ばすことを実現しています。

さらに、日本専任サポートチームも立ち上げ、デべロッパー様のアプリ成長力を最大限に引き出すために、迅速かつ丁寧なサポートを行っています。


QPangleの事例の中での、反響の良かった実績やTipsについてお聞かせください。

ハイパーカジュアルゲームのビジネスモデルは、1ユーザー当たりのゲームのプレイ時間が少なく、継続率も数週間持てばよいため、積極的に広告出稿などを行い、ユーザーを継続的にゲームに呼び込んでいく必要があります。

ハードなゲームに比べると、どんなクリエイティブでも1ユーザーの獲得コストは低くなりますが、その分LTVも高くはなりません。利益を大きくしていくためには、ユーザー獲得にかかるCPIを下げるための施策が重要になってきます。

多くのデベロッパーは広告のクリエイティブを頻繁に変更し、より低いCPIで獲得できるクリエイティブを模索しています。Pangleではハイパーカジュアルゲームの領域において、プレイアブル広告によるCPIの改善に成功いたしました。



プレイアブル広告は、広告の中で実際にゲームを体験できるリッチな広告であるため、CPIを改善するだけでなく、ユーザーは実際にプレイをしたうえでダウンロードをしているため、流入ユーザーの質が高く、継続率の向上にもつながった実績のある広告フォーマットです。



プレイアブル広告の作成には手間や工数がかかり、通常の制作期間で2週間〜1ヶ月かかります。より手軽で簡単にプレイアブル広告をご利用いただくために、Pangleではクリエイティブ制作の面において、サポート機能を充実しました。
 
Pangleでは、効果の高い広告素材を研究し、「インタラクティブテンプレート」を開発。コード実装の手間もなく、手軽にクリエイティブが制作できます。
また、他の広告媒体で利用されている既存のプレイアブル広告も、Pangleの「アダプションツール」機能で自動変換できるため、そのまま活用することができます。
 
Pangleのクリエイティブツールの活用で、プレイアブル広告の制作時間を最短の半日まで短縮することができたという事例もあります。



 

 

■ユーザーのライフサイクルに合わせた広告クリエイティブを

 
ここからはゲーム内のマネタイズ戦略について話を伺った。

 


Q:収益化の戦略や事例についてもお聞かせください。
 
ハイパーカジュアルゲームは課金での収益がほとんどないため、広告での収益を上げなければ、マーケティング予算を獲得することが難しくなります。

そのため、カジュアルゲームでは広告出稿と並行して、広告でのマネタイズの戦略を考えていく必要があります。 Pangleでは「動画リワード広告」「インターステイシャル動画広告」「静止画広告」と大きく3つのフォーマットを用意しております。

しかし、ただ広告を入れるだけで簡単に収益につながるわけではありません。ハイパーカジュアルゲームはユーザーのライフサイクルが短いため、短期間でより多くのユーザーに、ストレスを与えることなく広告を視聴してもらうことが重要になります。

ユーザーのゲームプレイを考慮しないまま、ただ広告を多く入れてしまうとユーザーのストレスになるため、離脱率を上げる要因となってしまいます。また、広告をゲームの中のセッションが少ない場所に設置したり、広告の配信数を少なくすると、継続率は上がっても収益につながりません。

そのためには、広告の設置箇所や配信頻度のテストを繰り返し行い、適正なものにしていく必要があります。

Pangleのリワード広告には、以下3つの重要な要素があります。

①ユーザーにとって魅力のある報酬の付与を、複数の箇所に設置する
②動画広告をみることで何がもらえるのかを事前に伝える
③ユーザーが動画広告を見なくても、ゲームプレイに支障がない設計を心掛ける


「動画広告を入れたのに、あまり収益にならなかった」という声をいただくことがありますが、その多くは
・動画広告を見れば報酬がもらえることに、ユーザーが気付かない位置にある。
・動画広告を見ることで何がもらえるかがわかりづらい。
・動画広告を見ないと先に進めないような設計になっている。

というケースに当てはまっています。

このような場合、動画リワード広告を設置しても、ほとんど収益が上げられないケースが多くなっています。
最近では動画広告をみることで、元々もらえる報酬が3倍になったり、一度もらったアイテムを総入れ替えするために動画広告を使うなど、動画広告を視聴してもらうためのさまざまな工夫がなされています。

インターステイシャル動画広告では、広告の頻度を多くしすぎると、ユーザーのストレスになり、著しく離脱率が上がります。そのためPangleではインターステイシャル動画広告の配信間隔は3分以上を推奨しております。

ゲームによりますが、ステージ数の場合、3~4ステージ以上で1回の頻度であれば離脱率も大きく変動しない傾向にあります。最近では、ある程度継続しているユーザーやステージ数を超えたユーザーに対して広告の配信頻度を減らし、より長くプレイしてもらうような設計をしているケースもあります。

静止画(ネイティブバナー広告)は、アプリの最下部に張り付けている320×50、ゲームとゲームの間に表示される300×250の広告を導入されているゲームデベロッパー様が増えています。(まもなくローンチ)動画広告に比べるとCPMは低くなりますが、セッションの回数が多いため、収益の上乗せには効果的です。

ゲームロードや対戦相手を待っている間などの短時間の間で、ユーザーにストレスを与えることなく広告を表示できるため、LTVを上げていくための施策としておススメのフォーマットの一つです。

さらに収益を上げていくためには、自分のアプリの入札を上げていく必要があります。PangleではWater fall式の入札とHeader Bidding式での入札が可能となります。多くのゲームデベロッパー様は複数のネットワークを駆使してマネタイズを行っており、その運用方法はデベロッパー様によって多岐にわたっています。
 

Q:ゲームにおける成功事例では、どの広告フォーマットを主に活用していますか? 

Pangleを利用している企業の中に、7年間で100本以上のモバイルゲームをリリースし、ゲームプレイヤーから絶大な人気を誇る「Global Gear」というゲーム開発企業様があります。

Global Gear様からは以前、以下のような比率で広告フォーマットを活用しているとお聞かせいただきました。
 

当社のゲームは広告を表示することを念頭においてデザインされており、ユーザーエクスペリエンスを維持しながらも、広告を表示する機会を多く設けています。使用している広告形式の比率は、リワード動画広告が70%、フルスクリーンビデオ広告が15%、バナー広告が15%となっています。

ー:PangleのSDKについてのご意見をお聞かせください。Pangleを導入後、eCPMとARPUは向上しましたか?
 
Pangle導入後、大幅に向上し、eCPMと収益は以前の1.5倍になりました。このことは、Pangleが収益を最大限に高めた要因であるといえます。

 ー Global Gear社 事例インタビューより

https://www.pangleglobal.com/jp/resource/5fcf3ab5253fee000ed15091
▲その他のPagle利用企業様へのインタビュー記事はこちら。(外部リンク)

Pangleは、効果的なモバイルアプリの収益化と広告パフォーマンスを可能にします。
インテリジェント広告テクノロジーを搭載したPangleは、インタラクティブで高性能な動画広告フォーマットを活用して、あなたのビジネスをサポートします。

経験豊富な選任の運用担当がおり、よりデベロッパー様の収益金額を上げていくようなサポート体制も整っておりますので、是非お問い合わせ頂けますと幸いです。

 
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