シリコンスタジオ、21年11月期通期の業績予想が一転赤字見通しに ゲームアセット開発案件で受注損失引当金繰入額7500万円を営業損失に追加計上
シリコンスタジオ<3907>は、7月6日、2021年11月期の第2四半期期間において、受注損失引当金繰入額を7500万円を営業損失として追加計上することと、2021年11月期通期の業績予想を下方修正することを発表した。各利益項目は従来の黒字予想から一転赤字予想となる。
修正の内容は下記のとおり。
売上高41億7000万円(従来予想43億5000万円、増減率4.1%減)
営業損益1億2600万円の赤字(同1億1000万円の黒字)
経常損益1億200万円の赤字(同1億1000万円の黒字)
最終損益6800万円の赤字(同7000万円の黒字)
■受注損失引当金繰入額(営業損失)の計上の内容
子会社において2次下請けとして受託したゲームアセット開発案件の第2フェーズにおいて、3月末で子会社における制作作業を完了した。本案件は、子会社が1次下請け業者から受託した案件ではあるが、同社ではプロジェクト進行の過程で契約範囲外の成果物制作のオーダーがあったものと認識している。
この追加オーダー分については、相手先に対し追加費用の請求をおこなっているものの、相手先は交渉の場につく気配を示さないことから、第1四半期において回収可能性などを勘案し受注損失引当金繰入額を計上している。その後、第2四半期において相手先から本案件の第2フェーズの契約について契約解除の通知があったため回収可能性について再検討をおこなった結果、相手先に検収の意思がなく売上としての回収可能性などを勘案し受注損失引当金繰入額を7500万円追加計上した。
■業績予想の修正について
開発推進・支援事業の売上高は、非エンターテインメント領域における受託開発案件の獲得が想定を下回る見通し。人材事業の売上高は、即戦力ニーズが高まり採用基準が厳しくなっている事などが影響し、前回発表予想を下回る予想となっている。
この減収の影響に加え、開発推進・支援事業のセグメント利益は子会社にて受託したゲームアセット開発案件にて受注損失引当金1億6600万円を計上したことにより、赤字計上となる見通し。
なお、このゲームアセット開発案件については、3月末までに開発を終えており、今後引当金を追加計上するリスクは僅少としている。
修正の内容は下記のとおり。
売上高41億7000万円(従来予想43億5000万円、増減率4.1%減)
営業損益1億2600万円の赤字(同1億1000万円の黒字)
経常損益1億200万円の赤字(同1億1000万円の黒字)
最終損益6800万円の赤字(同7000万円の黒字)
■受注損失引当金繰入額(営業損失)の計上の内容
子会社において2次下請けとして受託したゲームアセット開発案件の第2フェーズにおいて、3月末で子会社における制作作業を完了した。本案件は、子会社が1次下請け業者から受託した案件ではあるが、同社ではプロジェクト進行の過程で契約範囲外の成果物制作のオーダーがあったものと認識している。
この追加オーダー分については、相手先に対し追加費用の請求をおこなっているものの、相手先は交渉の場につく気配を示さないことから、第1四半期において回収可能性などを勘案し受注損失引当金繰入額を計上している。その後、第2四半期において相手先から本案件の第2フェーズの契約について契約解除の通知があったため回収可能性について再検討をおこなった結果、相手先に検収の意思がなく売上としての回収可能性などを勘案し受注損失引当金繰入額を7500万円追加計上した。
■業績予想の修正について
開発推進・支援事業の売上高は、非エンターテインメント領域における受託開発案件の獲得が想定を下回る見通し。人材事業の売上高は、即戦力ニーズが高まり採用基準が厳しくなっている事などが影響し、前回発表予想を下回る予想となっている。
この減収の影響に加え、開発推進・支援事業のセグメント利益は子会社にて受託したゲームアセット開発案件にて受注損失引当金1億6600万円を計上したことにより、赤字計上となる見通し。
なお、このゲームアセット開発案件については、3月末までに開発を終えており、今後引当金を追加計上するリスクは僅少としている。
会社情報
- 会社名
- シリコンスタジオ株式会社
- 設立
- 2000年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 梶谷 眞一郎
- 決算期
- 11月
- 直近業績
- 売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3907