アドウェイズ、第1四半期(4~6月)の営業利益は61%増に 国内外のゲームアプリを展開するクライアントからの広告費が増加

  • アドウェイズ<2489>は、8月3日、2021年12月期の第1四半期(4~6月)の連結決算を発表、国内外のゲームアプリを展開するクライアントからの広告費が増加したことや、博報堂DYメディアパートナーズとの協業案件が増加したことなどによる広告案件の需要拡大で、大幅な増益を達成した。

    なお、売上高が大きく減少しているのは、この第1四半期より「収益認識に関する会計基準」等を適用しており、前年同期と収益認識基準が異なるため、となっている。

    売上高27億5400万円(前年同期比100億300万円)
    営業利益3億500万円(同61.5%増)
    経常利益4億5000万円(同96.1%増)
    最終利益2億4900万円(同39.6%増)

    主なセグメントごとの状況は以下のとおり。

    ①広告事業…売上高14億9600万円、セグメント利益7億5200万円(前年同期比7.9%増)
    スマートフォン向け広告は、前年同期に対し、「UNICORN」の認知度が向上したこと、ゲームアプリを展開するクライアントからの広告費が増加したこと、および博報堂DYメディアパートナーズとの協業案件が増加したことが寄与した。PC向け広告は、金融関連企業の広告取引が新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受ける前の水準までおおむね回復した。

    ②メディアコンテンツ事業…売上高6800万円、セグメント利益1700万円(同59.3%増)
    前年同期において新型コロナウイルス感染症拡大により制限していた営業活動が緩和された。

    ③海外事業…売上高10億3500万円、セグメント利益1100万円(前年同期7700万円の赤字)
    スマートフォン向け広告において、中国でゲームアプリを展開するクライアントの中国国外への展開強化に伴うグローバル広告配信が増加した。

    ■2021年12月期予想は変更なし
    なお、今期は決算期を3月から12月に変更することに伴う9ヵ月決算となる。2021年12月期通期の見通しは、従来予想から変更なく、以下のとおり。

    売上高75億円
    営業利益4億9000万円
    経常利益5億8000万円
    最終利益1億7000万円

株式会社アドウェイズ
http://www.adways.net/

会社情報

会社名
株式会社アドウェイズ
設立
2001年2月
代表者
代表取締役社長 山田 翔
決算期
12月
上場区分
東証プライム
証券コード
2489
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