サン電子<6736>は、この日(8月6日)、第1四半期(21年4~6月)の連結決算を発表し、売上高72億2900万円(前年同期比31.0%増)、営業利益4億2500万円(前年同期は10億3000万円の損失計上)、経常利益4億4100万円(同10億6400万円の損失計上)、最終利益2億0200万円(同8億9500万円の損失計上)と大幅増収・黒字転換を達成した。
・売上高:72億2900万円(同31.0%増)
・営業利益:4億2500万円(同10億3000万円の損失計上)
・経常利益:4億4100万円(同10億6400万円の損失計上)
・最終利益:2億0200万円(同8億9500万円の損失計上)
同社では、モバイルデータソリューション事業において受注が堅調に推移したため、と説明している。増収効果もあって、各利益項目も黒字に転じた。
ゲームコンテンツ事業は、「上海」に注力し、収益を大きく向上させた。さらに、新たに広告収入のみを目的とする「懸賞ロジック」を2月に投入する等、売り切り型、アイテム課金型に続いて広告収入を3つ目の柱とする準備を整えつつあるという。
「上海」の顧客などカジュアル層に対して強い企画・開発力を持つことから、今後は短期での開発に力を入れ、ハイパーカジュアルのゲーム等にも取り組むことで世界へのさらなる拡大を目指す、としている。
会社情報
- 会社名
- サン電子株式会社
- 設立
- 1971年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 内海 龍輔
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 6736