バンナムHDの9月中間のIP別売上高、「ガンダム」10.5%増の502億円、「DB」2.8%減の612億円に 「ワンピース」「NARUTO」「アイカツ」も拡大
バンダイナムコホールディングス<7832>は、この日(11月9日)、2022年3月期の9月中間期(21年4~9月)のIP別売上高を開示し、「機動戦士ガンダム」のグループ全体の売上高が前年同期比10.5%増の502億円だったことを明らかにした。同社では、「機動戦士ガンダム」シリーズのプラモデルやコレクターズフィギュア、ロトなどのハイターゲット層(大人層)向けの商品が、デジタルを活用した販売・マーケティングや、海外における展開拡大により好調に推移した、としている。
売上規模が最も大きい「ドラゴンボール」については、同2.8%減の612億円だった。第1四半期は2桁のマイナスだったが、復調してきたようだ。また「ワンピース」が同8.5%増の216億円、「NARUTO」が同13.5%増の117億円、「仮面ライダー」が5.7%減の133億円、「アンパンマン」が10.5%増の42億円、「ウルトラマン」が71.1%増の65億円となった。このほか、「アイカツ」が倍増の13億円、「プリキュア」が6.0%減の31億円となった。
【追記】
「機動戦士ガンダム」のIP別売上高を示したのが以下のグラフとなる。2020年1~3月以前では四半期で100億円台後半で推移していたが、2020年4~6月以降、コンスタントに200億円の売上を叩き出している。IPとして一段成長したことが伺える。
このほか、『ドラゴンボール』と『アイカツ』も掲載しておく。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832