ガンホー、第3四半期(1~9月)決算は売上高17.1%増、営業益38.3%増に 国内の『ラグナロクオリジン』、東南アジアの『Ragnarok X』が業績に寄与

  • ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、11月12日、2021年12月期の第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表、6月28日に日本でサービスを開始した『ラグナロクオリジン』が順調な立ち上がりとなり、業績に寄与したこともあり、大幅な増収増益となった。

    売上高791億7800万円(前年同期比17.1%増)
    営業利益263億5800万円(同38.3%増)
    経常利益270億1000万円(同40.8%増)
    最終利益185億3200万円(同60.8%増)

    既存ゲームは、『パズル&ドラゴンズ』で引き続き長期的に楽しんでもらうことを主眼に、新ダンジョンなどの追加やゲーム内容の改善、他社有名キャラクターとのコラボなど、継続的にアップデートおよびイベントを実施し、MAUは引き続き堅調に推移した。その結果、10月2日に国内累計5800万ダウンロードを突破した。

    Nintendo Switch向け対戦ニンジャガムアクションゲーム『ニンジャラ』は、コラボイベントやオンライン大会の実施、新マップや新武器の実装、幅広いクロスメディア展開の実施、グッズの販売など、ユーザー層の拡大に引き続き取り組み、10月13日に世界累計800万ダウンロードを突破した。

    新作については、6月28日に日本でサービスを開始したスマートフォン向けMMORPG『ラグナロクオリジン』がサービス開始以降、アップデートおよびイベントの開催を継続的に行ったことで順調な立ち上がりとなり、業績に寄与した。

    子会社の事業については、GRAVITYおよびその連結子会社が配信しているRagnarok関連タイトルが継続的なアップデートおよびイベントの開催により、MAUは引き続き堅調に推移している。

    また、6月18日に東南アジアでサービスを開始したスマートフォン向けゲーム『Ragnarok X: Next Generation』は、引き続き好調な売上を記録している。

    ■通期予想は非開示
    なお、2021年12月期通期の連結業績予想は非開示。同社は、コンテンツ関連の新規性の高い事業を展開しており、短期的な事業環境の変化が激しいことなどから、適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため、としている。

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
http://www.gungho.co.jp/

会社情報

会社名
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
設立
1998年7月
代表者
代表取締役社長CEO 森下 一喜
決算期
12月
直近業績
売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3765
企業データを見る