ゲオHD、9月中間決算は59%減の営業利益14億円…ゲームソフトのリユース需要減、映画公開延期の影響でレンタル用パッケージも減少

ゲオホールディングス<2681>は、11月12日、2022年3月期の9月中間期の連結決算を発表し、売上高1519億4800万円(前年同期比4.2%減)、営業利益14億8200万円(同59.1%減)、経常利益19億9300万円(同48.8%減)、最終利益7億2500万円(同41.0%減)と大幅減益となった。

・売上高:1519億4800万円(同4.2%減)
・営業利益:14億8200万円(同59.1%減)
・経常利益:19億9300万円(同48.8%減)
・最終利益:7億2500万円(同41.0%減)

リユース系リユース商材の動向としては、リユース衣料を主力とする2nd STREETが外出自粛の影響を強く受けていたが、外出自粛緩和兆候に準じる形で回復傾向が見られるようになった。

リユースラグジュアリー商材は海外市場の盛況により高級時計等の海外卸売りが好調に推移した。

メディア系リユース商材は、新品ゲーム機本体の需給バランスの不均衡が改善方向に進んだことによりリユースゲーム機本体の在庫確保が可能となり、販売につながるというよいサイクルへの改善傾向となった。

また、スマートフォン等のリユース通信機器についても、新型iPhoneの発表から買取・販売ともに回復傾向がみられるようになった。リユースゲームソフトについては昨年発生した巣ごもり特需には及ばず、売上減少した。

DVD等映像レンタルを主な商材とするレンタルについては、前期から続いている映画の劇場公開の延期等の影響から新作タイトルの供給減少状態が継続しており、また映像配信サービスの普及もあり、売上減少傾向は継続している。

続く2022年3月通期の業績については、売上高3200億円(前期比2.5%減)、営業利益40億円(同7.2%減)、経常利益45億円(同6.2%減)、最終利益20億円(同-)を見込む。

・売上高:3200億円(同2.5%減)
・営業利益:40億円(同7.2%減)
・経常利益:45億円(同6.2%減)
・最終利益:20億円(同-)

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