【決算レポート】ケイブ、第2四半期は営業損失が拡大 DtoC伸びるも先行投資で 『ごまおつ』4割割り込む 『東方』新作は年内リリースに向けて開発中

木村英彦 編集長
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ケイブ<3760>の2022年5月期の第2四半期(21年9~11月)の連結決算は、売上高4億3300万円(前年同期比0.2%減)、営業損失1億5700万円(前年同期は4700万円)、経常損失1億5700万円(同4600万円)、最終損失1億5300万円(同4500万円)と赤字幅拡大となった。

・売上高:4億3300万円(同0.2%減)
・営業損失:1億5700万円(同4700万円)
・経常損失:1億5700万円(同4600万円)
・最終損失:1億5300万円(同4500万円)

売上高は4億3300万円となった。ほぼ横ばいとなったが、売上構成が大きく変化した。ゲーム事業の中核タイトルである『ゴシックは魔法乙女(以下、ごまおつ)』が低下する一方で、子会社capableのDtoC事業が伸びたという。

『ごまおつ』は、これまで全体の9割を占める時期もあったが、前年同期は52%、そしてこの四半期は36%と4割を割り込んだ。売上としては2億2500万円から1億5500万円に落ち込んだ。

対戦型イベント施策(4人型対戦コンテンツアリーナバトル)や、冬のイベント施策を積極的に展開したほか、運営体制の見直しなどを行ったものの、季節性の影響で厳しい状況にあったという。

これを補ったのが子会社capableによるインフルエンサーと自社EC事業を連携したDtoCビジネス。月1億円以上の売上を達成するなど順調に伸びているそうだ。ただ、広告宣伝などを強化したため、この四半期は費用が先行する形となり、赤字幅が拡大する要因となった。

なお、新作については、『東方Project』公認二次創作タイトルについては、2022年内のリリースに向けて開発を進めているという。ゲームプレイ調査とアンケート、社内フィードバックを実施した。

さらに、岡本吉起氏がプロデューサーとなる新作スマートフォンゲームについては特に新しい情報はなかった。同社とテレビ朝日、でらゲーが出資する製作委員会が主体となっており、ゲームタイトルとリリース時期については確定次第、発表するとのこと。

株式会社ケイブ
http://www.cave.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ケイブ
設立
1994年6月
代表者
代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役副社長 安藤 裕史
決算期
5月
直近業績
売上高17億400万円、営業損益2億2500万円の赤字、経常損益2億3300万円の赤字、最終損益2億4400万円の赤字(2021年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3760
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