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任天堂<7974>は、2月3日、2021年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表した。その決算説明資料のNintendo Switchの販売状況(セルイン)を見てみると、ハードウェアの販売は累計で前年同期を21.4%下回っているものの、第3四半期期間(10~12月)は販売数が1000万台を上回るなど大きく回復した。
もともとクリスマス商戦の数字が出やすい四半期ではあるが、10月に発売した「Nintendo Switch(有機ELモデル)」が好調なスタートを切ったことに加え、「Nintendo Switch」と「Nintendo Switch Lite」も前四半期比で売上を伸ばす形になっている。なお、これは今期のネックになっている半導体部品などの供給不足によるハード生産への影響をこなした上での数字となる。
なお、ソフトウェア販売は、『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』が1397万本の販売を記録するなど好調な滑り出しを見せているほか、『マリオパーティ スーパースターズ』が543万本、『ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD』が385万本の販売となったこともあり、第3四半期の累計期間でも販売本数が前年同期を1.8%上回る推移となっている。
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974