ギークス、第3四半期(4~12月)決算は売上高107.7%増、営業益121.9%増に 第3四半期として過去最高の業績を更新 IT人材事業が好調を持続

  • ギークス<7060>は、2月10日、2022年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表、IT人材事業が第3四半期期間(10~12月)も好調を持続し、第3四半期累計業績として過去最高の業績を更新した。

    売上高40億1500万円(前年同期比107.7%増)
    営業利益8億6100万円(同121.9%増)
    経常利益8億6200万円(同135.5%増)
    最終利益5億3300万円(同141.5%増)

    セグメント別の状況は以下のとおり。

    ①IT人材事業…売上高13億2400万円(前年同期比24.8%増)、セグメント利益7億1400万円(同18.9%増)
    8割以上のITフリーランスがリモートワークを取り入れており、首都圏と地方拠点のマッチングが増加し、ITフリーランスの新規登録者数は順調に増加した。また、企業向け広告投資の拡大やセールス・イネーブルメント強化の結果、新規取引企業数も拡大傾向にある。

    ②ゲーム事業…売上高23億5100万円(同300.4%増)、セグメント利益4億7200万円(同1,000.9%増)
    バンダイナムコオンラインが配信する『アイドリッシュセブン』やバンダイナムコエンターテインメントが配信する『僕のヒーローアカデミア ULTRA IMPACT』などの5本のタイトル
    の運営と、4本の新規タイトルの開発を行っている。第3四半期は、1本の新規タイトルを納品し、新たに1本の新規タイトルを受注した。また、既存運営タイトルの海外版の準備などを進めた。

    なお、原価回収基準で認識していた開発中の新規タイトルのうち1本が、履行義務の充足に係る進捗度の合理的な見積りが可能となったため、進捗度に基づき収益を認識している。

    ③x-Tech事業…売上高2億4300万円(同17.6%増)、セグメント利益1100万円(前年同期600万円の赤字)
    最先端の技術や手法を活用し、「テクノロジー×データ」で、ビジネスモデル変革のテクノロジーパートナーを目指し、主に最先端のAR(拡張現実)などの技術を活用したアプリや動画制作、ゴルフなどのスポーツ領域のデジタルマーケティング支援やD2C支援を行った。

    ④Seed Tech事業…売上高9500万円(同19.0%増)、セグメント損益700万円の赤字(前年同期900万円の赤字)
    オンデマンド型プログラミングスクールサービスとオフショア開発受託事業を行っている。加えて、来期サービス提供開始予定の法人向けSaaS型のDX/IT人材育成サービス「ソダテク」の準備を進めた。

    ■通期業績予想は11月発表の修正予想から変更なし
    2022年3月期通期の連結業績予想は、11月に実施した上方修正後の予想から変更なく、以下のとおり。

    売上高54億円(同57.5%増)
    営業利益12億円(同62.5%増)
    経常利益12億円(同68.1%増)
    最終利益7億4000万円(同61.7%増)

ギークス株式会社
http://geechs.com/

会社情報

会社名
ギークス株式会社
設立
2007年8月
代表者
代表取締役CEO 曽根原 稔人
決算期
3月
直近業績
売上高237億3900万円、営業利益9000万円、経常利益8200万円、最終損益14億7300万円の赤字(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7060
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