ワンダープラネット、第2四半期(9~2月)決算は2.7億円の営業赤字に転落 既存タイトルの売上減少、新作『アリスフィクション』の開発費が増加
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ワンダープラネット<4199>は、4月13日、2022年8月期の第2四半期累計(9~2月)の決算を発表、既存タイトルの売上高が想定を下回った一方で、新作『アリスフィクション』開発進行で開発費が増加し、減収・赤字転落となった。
売上高14億900万円(同25.1%減)
営業損益2億7000万円の赤字(前年同期1億3900万円の黒字)
経常損益2億8600万円の赤字(同1億4100万円の黒字)
最終損益2億200万円の赤字(同1億7600万円の黒字)前年同期比では、売上高は2020年9月に新規リリースした『この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ繁体字版』の減収幅が最も大きく、『クラッシュフィーバー (全地域)』も減収となった。『ジャンプチ ヒーローズ (全地域)』は前年同期の特定IPの反響後の反動減で減収となった。
一方で、費用面では新作『アリスフィクション』の開発が進行したのに伴い、その開発費が増加した。
また、1月21日より、サイバーエージェント<4751>などとのメディアミックスプロジェクト「テクノロイド」のスマートフォンゲーム『テクノロイド ユニゾンハート』を配信開始した。
■通期予想は据え置き
なお、2022年8月期通期の連結業績予想は、従来のレンジ予想を据え置いており、以下のとおり。売上高42億円~48億円(前期比17.1%増~33.8%増)
営業損益2億円の赤字~2億円の黒字(前期2億6000万円の黒字)
経常損益2億円の赤字~2億円の黒字(同2億6100万円の黒字)
最終損益1億3000万円の赤字~1億3000万円の黒字(同8億2500万円の黒字)
会社情報
- 会社名
- ワンダープラネット株式会社
- 設立
- 2012年9月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 常川 友樹
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高24億4900万円、営業利益1億2100万円、経常利益1億1300万円、最終利益9200万円(2024年8月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4199