バップ、22年3月期の決算は最終益204%増の16億円 ミスチル所属のトイズファクトリーと契約終了も事業見直し奏功 グループトップの規模に

日本テレビホールディングス<9404>傘下のバップの2022年3月通期の決算は、売上高75億0300万円(前の期比43.9%減)、営業利益15億8100万円(同144.8%増)、経常利益17億2700万円(同95.4%増)、最終利益16億1600万円(同204.4%増)だった。

・売上高:75億0300万円(同43.9%減)
・営業利益:15億8100万円(同144.8%増)
・経常利益:17億2700万円(同95.4%増)
・最終利益:16億1600万円(同204.4%増)

同社は、音楽や邦画、洋画、ドラマ、アニメ、バラエティなどのBD・DVD・CDの企画、制作、製造、販売を行っているほか、コンテンツ配信、音楽著作権の管理、アーティストマネジメントなどを行っている。「アンパンマン」や「ルパン三世」のパッケージ商品を手掛けていることで知られる。

Mr.Childrenの所属するトイズファクトリーとの契約が終了したものの、事業の見直しなどが奏功した、としている。最終利益については、その他の日本テレビ以外の子会社で最も大きい規模になったそうだ。

なお、音楽・映像ソフト制作・販売のバップが音楽著作権の管理を行っているバップ音楽出版を吸収合併することもすでに発表済み。バップ音楽出版は解散する。著作権契約に関するルール変更により、音楽著作権管理業務を別会社にする必要がなくなったため、経営強化と業務効率改善を図るという。

日本テレビ放送網株式会社

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