【決算まとめ④】ゲーム関連企業の1~3月決算を再確認…オルトプラス、アエリア、ケイブ、ガンホー、ドリコム、gumi、カヤック、Aiming、モバファク、マイネット

主要モバイルゲーム企業の2022年1~3月期の決算を引き続き振り返ってみたい。今回は、この四半期の各社の状況をあたらめて振り返ってみたい。36社から大手ゲーム株を除いた中から、今回も10社分を取り上げる。

・オルトプラス<3672>
第2四半期(1~3月)は、主力タイトルの周年イベントなども寄与し、前四半期比で売上高が8.4%増となり営業赤字幅も縮小した。今後も周年イベントなどの施策による売上の改善を目指していくが、収益改善が見込めないタイトルについては、早期にサービス終了などの対応を図る方針だという。国内初のブロックチェーンサッカーゲーム『Jリーグ トレーディングサッカー』の今後の開発状況も注目されるところ。

・アエリア<3758>
第1四半期(1~3月)は、コンテンツ事業の売上高がコロナウイルス感染症の拡大によるイベントなどの延期・中止で減少したこともあり、前四半期比で17.3%の減収、69.4%の営業減益となった。また、新規コンテンツの開発に伴うコストの増加もあり、収益性の改善には少し時間がかかる可能性もありそうだ。

・ケイブ<3760>
第3四半期(12~2月)は、主力の『ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい!~』はほぼ横ばいの推移ながら非ゲーム分野の寄与もあって、前四半期比で売上高は7.6%増となり、赤字幅は縮小した。第4四半期は持分法適用関連会社であるスマートフォンゲーム製作委員会の解散がネガティブな影響を与える可能性があるが、続く2023年5月期は先日発表したでらゲーの子会社化が業容を様変わりさせることも予想される。

・ガンホー<3765>
第1四半期(1~3月)は、『パズル&ドラゴンズ』の10周年記念イベントやコラボイベントの実施により安定的に推移したものの、前四半期比で5.9%の減収、16.5%の営業増益という着地になった。10周年記念イベントで魔法石を220個配布した影響で一時的に売上が減少した形となっている。子会社Gravityの『Ragnarok』シリーズは、新作のグローバルでの配信が進められており、今後も安定的な収益源として寄与してくることが期待される。

・ドリコム<3793>
第4四半期(1~3月)は、前四半期に『ONE PIECEトレジャークルーズ』(以下『トレクル』)の7.5周年を記念したイベントを実施した反動もあり、前四半期比で15.3%の減収となった。この減収の影響に加え、運用中のゲームアプリ2本の将来収益の再評価を行い、その関連資産を減損処理し、将来不可避的に発生する費用を計上したことで61.9%の営業減益となった。なお、続く第1四半期は『トレクル』の周年の寄与が見込まれる。

・gumi<3903>
第3四半期(11~1月)は、子会社グラムスの新作タイトル『ラグナドール 妖しき皇帝と終焉の夜叉姫』が売上にフル寄与し、前四半期比で12.6%の増収を達成したが、その大型プロモーションの実施が影響し、赤字幅は縮小したものの引き続き営業赤字となった。なお、『ブレフロ』シリーズのクローズなど不採算タイトルからの撤退も進められており、次の四半期はこの営業赤字の解消につながるのか注目したい。

・カヤック<3904>
第1四半期(1~3月)は、ハイパーカジュアルゲーム(以下、ハイカジ)の業績が想定以上の大幅成長となり、売上高と営業利益が四半期ベースで過去最高業績を更新した。また、新たな取り組みとして、カヤックアキバスタジオがWebtoon事業を開始したほか、子会社ウェルプレイド・ライゼストが新規上場の申請に向けて準備を進めていることを明らかにするなど、今期の成長シナリオもしっかりと描けているようだ。

・Aiming<3911>
第1四半期(1~3月)は、『ドラゴンクエストタクト』(以下『DQタクト』)において1.5周年イベントを実施したことが寄与し、前四半期比で16.7%の増収、44.3%の営業増益を達成した。続く第2四半期は、『DQタクト』の周年の反動で減収減益となる見込み。4月25日に新作『キャラスト 魔法学園』をリリースしたが、ここまでの推移を見ていると業績への寄与は限定的なものにとどまりそうだ。

・モバイルファクトリー<3912>
第1四半期(1~3月)は、主力の『ステーションメモリーズ!』(以下『駅メモ!』)の周年の狭間となり、前四半期比で24.6%の減収、56.1%の営業減益となった。ブロックチェーン事業は、NFTサービス構築支援プラットフォーム「ユニキス ガレージ」のリリースや、NFT商品「でんこロイド NFT ver.」の販売など、具体的な動きが進み始めており、先駆してこの分野に取り組んできた成果が発揮できるのかどうか注目されるところ。

・マイネット<3928>
第1四半期(1~3月)は、仕入れタイトル数0本に対し、『戦の海賊』や『ウチの姫さまがいちばんカワイイ』など4本のサービス終了を行ったことで運営タイトル数が減少し、前四半期比で1.8%の減収となったが、利益率は改善して47.4%の営業増益となった。ファンタジースポーツ事業やクラブDX事業の取り組みが第二の柱となる事業の育成につながっていくのかどうかも今後の注目ポイントとなってきそうだ。

株式会社ケイブ
http://www.cave.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ケイブ
設立
1994年6月
代表者
代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役副社長 安藤 裕史
決算期
5月
直近業績
売上高14億900万円、営業損益8億1300万円の赤字、経常損益8億1200万円の赤字、最終損益9億3600万円の赤字(2022年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3760
企業データを見る
株式会社gumi
http://gu3.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社gumi
設立
2007年6月
代表者
川本 寛之
決算期
4月
直近業績
売上高189億4200万円、営業損益22億6200万円の赤字、経常損益38億9000万円の赤字、最終損益62億7300万円の赤字(2022年4月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3903
企業データを見る
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
http://www.gungho.co.jp/

会社情報

会社名
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
設立
1998年7月
代表者
代表取締役社長CEO 森下 一喜
決算期
12月
直近業績
売上高1046億2600万円、営業利益358億200万円、経常利益336億2900万円、最終利益228億8300万円(2021年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3765
企業データを見る
株式会社アエリア
http://www.aeria.jp/

会社情報

会社名
株式会社アエリア
設立
2002年10月
代表者
代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
決算期
12月
直近業績
売上高215億4200万円、営業利益8億3900万円、経常利益8億3500万円、最終利益5億8600万円(2021年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3758
企業データを見る
株式会社ドリコム
http://www.drecom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドリコム
設立
2001年11月
代表者
代表取締役社長 内藤 裕紀
決算期
3月
直近業績
売上高105億2800万円、営業利益15億9100万円、経常利益15億4100万円、最終利益8億700万円(2022年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3793
企業データを見る
株式会社カヤック
http://www.kayac.com/

会社情報

会社名
株式会社カヤック
設立
2005年1月
代表者
代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
決算期
12月
直近業績
売上高125億6600万円、営業利益11億4300万円、経常利益12億6600万円、最終利益8億2900万円(2021年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3904
企業データを見る
株式会社オルトプラス
http://www.altplus.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社オルトプラス
設立
2010年5月
代表者
代表取締役CEO 石井 武
決算期
9月
直近業績
売上高72億9100万円、営業損益5億5400万円の赤字、経常損益3億4800万円の赤字、最終損益3億8800万円の赤字(2021年9月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3672
企業データを見る
株式会社Aiming
http://aiming-inc.com/
自分たちの面白いをカタチに変える
自分たちの面白いをカタチに変える

会社情報

会社名
株式会社Aiming
設立
2011年5月
代表者
代表取締役社長 椎葉 忠志
決算期
12月
直近業績
売上高120億5400万円、営業利益14億9000万円、経常利益14億4300万円、最終利益11億7000万円(2021年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3911
企業データを見る
株式会社マイネット
http://mynet.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社マイネット
設立
2006年7月
代表者
代表取締役社長 上原 仁
決算期
12月
直近業績
売上高105億7100万円、営業利益5億7700万円、経常利益5億4600万円、最終利益2億2900万円(2021年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3928
企業データを見る
株式会社モバイルファクトリー
http://www.mobilefactory.jp/

会社情報

会社名
株式会社モバイルファクトリー
設立
2001年10月
代表者
代表取締役 宮嶌 裕二
決算期
12月
直近業績
売上高28億9700万円、営業利益8億5000万円、経常利益8億5300万円、最終利益5億3800万円(2021年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3912
企業データを見る