CRI・ミドルウェア、「CEDEC2022」に「CRIWARE」を提供 セッションのスムースな視聴を実現するWebシステムなどを構築

  • CRI・ミドルウェア<3698>は、日本最大規模のゲーム開発者向け技術カンファレンス「コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス2022(CEDEC2022)」に「CRIWARE(シーアールアイウェア)」を提供したことと、セッションのスムースな視聴を実現するWebシステムや動画を活用したオンラインブースシステムの構築を行ったことを発表した。

    CRIは2016年よりWeb動画ソリューション「CRI LiveAct」をSaaSとして運用・提供している。そこで培ったWebでの動画再生や視聴解析などの映像技術、クレジットカード決済をはじめとするユーザー情報を管理する技術や、CRI独自のオンラインイベントプラットフォームが導入された大規模オンラインイベント運営の経験が評価され、今回の技術提供が実現した。CRIは自社で持つ様々な知見をフルに活用して、「CEDEC2022」をサポートする。

    ■22年続く国内最大規模のゲーム開発者向けカンファレンスにCRIの技術が採用
    CEDECは2000年に第1回が開催されて以来、22年の歴史を持つ日本最大のゲーム開発者向け技術カンファレンス。最新のゲーム開発ノウハウが集結する場として国内外から高い注目を集めている。2020年からは新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けオンラインでの開催となり、対面での交流が難しい時期においても活発な情報交換が行われた。今年もオンラインでの開催となり、多くのゲーム業界関係者が参加する予定だ。

    CRIはこれまで登壇や展示などで2003年からCEDECに参加している。「CEDEC2022」ではその参加経験と自社のノウハウを生かし、オンラインで開催されるCEDECの運営者・参加者の双方がより快適にイベントに集中できるよう、以下の機能追加・強化を行った。

    ・セッション動画の視聴データ解析による技術トレンドの把握
    閲覧した受講者数のみならず、視聴時間のデータを取得する。セッションの注目度を講演者にフィードバックするとともに、今後のCEDECの改善への指標とすることができる。

    ・受講者管理の効率化
    受講者の管理負担の軽減や効率化を実現することで、運営の充実に注力することができるようになった。

    ・決済システムの利便性向上による受講者数の増加
    従来、受講するためには外部オンライン決済サービスのアカウントが必要だった。「CRIWARE」のクレジットカード決済機能によって、受講者の参加の敷居を下げることができた。

    ・講演者へのフィードバック機能強化
    アンケート機能を一新し、セッション中にリアルタイムに回答できるようになった。回収率の向上が見込まれ、より多くの情報が講演者にフィードバックされる。

    ・スマートタイムライン動画を活用したオンラインブースシステムの構築
    CRI独自のデジタルイベントプラットフォームが導入され、SNSのタイムラインようなインターフェースで、気軽にユーザーが各社のオンラインブースを訪れることできる。隙間時間で開発に役立つ多様な情報を収集することができる。このオンラインブース機能は、これまで参加者6万人を超える大型イベントへの導入実績が複数あり、実際のイベント運営のノウハウが詰まったプラットフォームとなっている。

    <「CEDEC2022」開催概要>
    名称:コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス2022(CEDEC2022)
    会期:2022年8月23日(火)~25日(木)
    主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会 (CESA)
    共催:日経BP
    参加方法:CEDEC2022公式サイトより受講登録が必要。

株式会社CRI・ミドルウェア
http://www.cri-mw.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社CRI・ミドルウェア
設立
2001年8月
代表者
代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
決算期
9月
直近業績
売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3698
企業データを見る