ユークス、第2四半期(2~7月)決算は売上高23.7%増、営業益57.1%増に 円安に伴う外貨建て売上の増加などで売上高は想定上回る

  • ユークス<4334>は、9月9日、2023年1月期の第2四半期累計(2~7月)の連結決算を発表、大幅な増収増益を達成した。

    ゲームソフト分野において、プロレスゲーム案件の円安に伴う外貨建て売上の増加があったことや、ロイヤリティ収入の発生もあり、売上高は予想を上回る着地となった。

    売上高21億3500万円(前年同期比23.7%増)
    営業利益5億800万円(同57.1%増)
    経常利益6億5300万円(同18.8%増)
    最終利益5億3400万円(同17.2%増)

    受託ソフトは、新進気鋭の米国プロレス団体である「All Elite Wrestling」(略称「AEW」)から開発受託した、同団体をモデルとしたプロレスゲームがTHQ Nordicから発売が決定した。

    XR事業分野は、「あんさんぶるスターズ!!DREAM LIVE -6th Tour“Synchronic Spheres”–」(主催:©2021 Happy Elements K.K/スタライプロジェクト)において、同社独自の技術により担当楽曲およびMCのCG制作業務を担当。「あんさんぶるスターズ!!DREAM LIVE -6th Tour“Synchronic Spheres”–」全12公演のライブの開催に寄与した。また、Full Throttle4 1stアルバム発売記念バーチャルライブイベント「Full Throttle4 LIVE 2022 “RECEPTION PARTY”」のCG映像を、同社独自の技術「ALiS ZERO」を使い制作した。

    パブリッシング事業分野は、DCコミックスのキャラクターをテーマにしたオンライン・トレーディングカードゲーム『DCデュアルフォース』を引き続き制作している。ただし、この『DCデュアルフォース』のリリース日が当初の2022年秋の予定から2023年春以降に延期となった。それに伴い、第2四半期に予定していたプロモーション費用の発生も延期となっている。

    パチンコ・パチスロ分野は、引き続き複数タイトルの画像開発プロジェクトを受託しており開発が順調に進行している。

    ■『DCデュアルフォース』のリリース延期で通期予想を修正
    なお、2023年1月期通期の連結業績予想については、前述の『DCデュアルフォース』のリリースを来年度に延期した影響などにより、以下のとおり修正している。

    売上高54億7200万円→41億900万円(増減率24.9%減、前期比13.1%増)
    営業利益7億2100万円→7億4100万円(同2.7%増、同6.6%増)
    経常利益7億2400万円→8億8300万円(同22.0%増、同8.8%減)
    最終利益5億9800万円→7億2400万円(同21.1%増、同21.3%減)

株式会社ユークス
http://www.yukes.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ユークス
設立
1993年2月
代表者
代表取締役社長 谷口 行規
決算期
1月
直近業績
売上高40億8700万円、営業利益1億7900万円、経常利益2億8200万円、最終損益13億4900万円の赤字(2024年1月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4334
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