テンダ、第1四半期(6～8月)決算は売上高36％増、営業利益69％増に　順調な受託開発や「テンダラボ」の伸長などで大幅な増収増益を達成

テンダ<4198>は、10月14日、2023年5月期の第1四半期（6～8月）の連結決算を発表、主力のITソリューション事業で受託開発が順調に推移したほか、ITソリューションのサブスクリプションモデル「テンダラボ」が伸長し、増収増益を達成した。

売上高9億8900万円（前年同期比36.1％増）
営業利益8000万円（同69.5％増）
経常利益6200万円（同52.8％増）
最終利益3100万円（同45.7％増）

各セグメントごとの状況は以下のとおり。

①ITソリューション事業　売上高7億4800万円（前年同期比55.4％増）、セグメント利益1億9100万円（同22.1％増）
企業のDX化などに向けた投資などが活性化しつつある状況もあり、受託開発の案件数、案件単価ともに順調に推移した。また「テンダラボ」なども大きく伸長した。

②ビジネスプロダクト事業　売上高1億4700万円（同15.7％増）、セグメント利益5700万円（同113.4％増）
主力製品である「Dojo」が堅調に推移した。

③ゲームコンテンツ事業　売上高9400万円（同20.5％減）、セグメント利益100万円（前年同期700万円の赤字）
主力プラットフォームにおける競合ゲームの活況を受け、自社タイトル『ヴァンパイア†ブラッド』の売上が伸び悩む中で、運営体制の見直しなどのコスト削減に注力した。

■通期予想は据え置き
2023年5月期通期の連結業績予想は、従来予想から変更なく、以下のとおり。

売上高40億円（前期比14.0％増）
営業利益4億円（同7.2％増）
経常利益3億8300万円（同6.6％増）
最終利益2億4700万円（同2.8％増）